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1年6ヶ月の休職期間をどう過ごしたか。②

前回までのあらすじ
炭酸リチウムを処方され、かなり調子が良くなり、休職期間も1年経ち、復職を希望する。
しかし1回復職に失敗しているので、会社側は慎重でとある提案をされる。

こんにちは!はるちゃんです。

休職がはじまって1年、仕事がしたいと思えるほど意欲がある状態になりましたが、会社からは「リワークセンター」に通ってはどうかと提案をされました。

リワークセンター?おいしいやつ?って感じでしたが、上司から添付されていたURLを見て即応募。
よく知らないのに説明会に参加しました。

わたしが行ったところは東京都が運営するリワークセンターでした。
ここは利用料が無料なのですが、その代わり通所条件がかなり厳しいとほかの通所者さんから聞きました。

リワークセンターについてはまた別の時にお話しできたらと思います。

なんだかんだで1月から6月末までほとんど毎日リワークセンターに通う生活が続きました。

働くための体力を戻し、生活リズムを整えることが目的になります。

結果、無事に卒業できました。
そして、7月から復職を果たしました。

今は週3日、10:00〜16:00の時短勤務をずっと続けています。

体調不良で休むことや、早退などもしていません。


というのが大まかな休職中の流れです。

感想は、一言で言うと、「色々なものを失った」
ですかね…。

得た物ももちろんたくさんあります。
でもそれ以上に失ったものが大きすぎて、正直ショックでいつでも鬱状態になれます。

具体的には、

  • 次期社長を狙っていた

  • CTO(最高技術責任者)のポストも狙えた

  • 浪費してしまい数十万あった貯金が0に

  • 社宅に住めなくなり実家に逆戻り

  • 収入が多かったのに今は手取り5万

などです。
あまり考えないようにしていますが、ふとした時に思い出すと、病気なんかになったせいで…と思い詰めてしまいます。

せっかく幸せになったのにこうなってしまうなら、自分には幸せになる資格はないんだと思っています。
酷い時は自殺してしまいたいとまで思います。

そのくらい仕事にかける情熱はものすごかったですし、会社に対する愛社心も他の社員の誰よりもある自信があります。

それに、わたしは自分が病気になったという事実や、病気の症状と向き合うことや受け入れることをいまだにできずにいます。

気力がなさすぎて体が動かなくなることがよくあるのですが、それはれっきとした鬱の症状です。

けれども、わたしはその言い訳を「病気だから」で済ませたくないのです。

周りにとって、特に家族にとっては理解したくてもできないだろうし、わかってもらおうとも思わないのです。

うつ病は甘え、怠け、そういう意識が当事者のわたしにあるのです。

同じようなことで苦しんでいる人に対しては理解ができますが、自分のこととなるとどうしても難しいです。

だからいまだに葛藤し、苦しみ続けています。

正直会社に対してもかなりの損害を与えています。
迷惑じゃ済まないくらいの迷惑をかけました。

それについても罪悪感がひどく、追い詰められる原因となっています。
自分が前みたいにバリバリ働いて返していかないといけないのに、スロースタートじゃなければいけないという現実とのギャップが辛いです。

医師には気にしなくて良いと言われますが、なかなかそうもいかないんですよね。

でも気にしない以外に解決法がない。
完璧主義で真面目なわたしにはとても難しいです。

これから良い方向に進んでいくには、流れに身を任せるしかないのかなと感じています。


しかし休職して一つ大きなものを得ました。
旦那さんです。

まだ入籍まで1ヶ月以上ありますが、話はまとまっています。

仕事に生きられない可能性が大きいのなら、妻として頑張りたい。そう思っています。
もちろん仕事もできる限り頑張りますが。

旦那さんについての話はまた別の時にさせてください。
とても素敵な人です。

知り合った時はすでにうつ病で、それをわかっていてわたしを選んでくれた人です。


今回はここまでです!
最後まで読んでくれて本当にありがとうございました。

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