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別府 湯めぐり 食めぐり

山は富士 海は瀬戸内 湯は別府
以前から気になっていた別府。
本を読んで温泉欲が急上昇。
未取得の夏季休暇を利用して、別府へGo!

別府駅前のあの方が主人公

成田空港から大分空港まではジェットスターを利用すれば、往復の航空券は安い時には一万円前後。
大分空港との発着便は平日は一便のみなので、片方は福岡空港利用も視野に入れると選択肢がひろがります。

1日目

8:30に成田を出発し、予定より早く10時頃には大分空港到着。
コンパクトな空港で、バス乗り場もすぐ目の前にあるので、待ち時間にゆっくりお化粧直しもできます。
空港からの移動は、途中、鉄輪温泉に立ち寄り、むし湯デビュー。

軽く体を洗って、メイクを落として、いざ扉の向こうへ。
暑くて途中で諦めそうになりましたが、8分間滞在の後、いそいそと這い出ます。
笹のような独特な香りをまとった事後には、何だかよくないものが剥がれ落ちたような爽快感。
ふわぁ〜と思わず声が漏れるような、サウナとは違った初めての感覚です。
蒸し湯後には隣接の温泉にしばし浸かりつつ、早朝移動の疲れを癒します。

お腹を空かせつつ別府市中心地へ移動。
目指すは、りゅうきゅう丼の美味しいお店と噂の海鮮いづつさん。

お腹が空きすぎて、気づけば写真を撮り忘れていましたが、関ぶりのりゅうきゅう丼に舌鼓。
ぶりって、こんなに歯応えがしっかりしていたかしら?!と驚くほどの存在感!
甘めの地元産醤油との相乗効果で、お箸が進みます。
丼の半分以上を所狭しと埋める、むしろ重なり合うように乗せられたお刺身の量に食べ切れるか不安になったほどでしたか、完食!

ホテルのチェックインまでは少し時間があるので、腹ごなしにお散歩も兼ねて付近を散策。
トキハは百貨店といいつつも、スーパーや広々としたフードコートもあり、別府土産を扱うコーナーも充実しています。
かぼすドリンク片手に地下の足湯コーナーにて、しばし休息。

別府には無料の足湯コーナーがあちこちにあります

チェックイン時間になったので、宿泊先へ移動。
この日のお宿・アマネク別府ゆらりは、最近できたばかりの新しい宿泊施設のようです。

最上階には市内を一望できる温水プールと、一つ下のフロアは温泉があります。
フロントにて水着のレンタルもあるので、手ぶらでも大丈夫です。

眺めの良いインフィニティプール

ジャグジーからは見える景色は一面海。
実際に浸かりながらの目線は海一色でした。
源泉掛け流しのジャグジーなんて、贅沢ですよね。
秋冬にはフィンランド式サウナも登場するそうです。

ジャグジー(ホテル画像よりお借りしました)

洗い場がゆったりとした温泉も快適でした。
アメニティも揃っていて、ドライヤーはダイソン。
景色を眺めながら、ゆったり浸かる温泉は語彙力を低下させます。

温泉最高

湯上がりには少しお昼寝を挟んで、夕飯を求めて散策。
またしても写真を撮り忘れたこの日の夕飯はチョロ松さんの鴨吸いと地酒たち。
明日こそは忘れずに撮影しようと肝に銘じて、就寝。

2日目

朝風呂でリフレッシュ後にもう一眠り。
再び鉄輪温泉を目指します。

本の主人公のあの方がお出迎え

バス乗り場確認のために立ち寄った観光案内所でいただいた割引券片手に、乗車。
ひょうたん温泉に行きたいとお伝えしたところ、入浴の割引券とクーポンをいただきました。

観光案内所で入手しましょう

ひょうたん温泉は、加水や加温せずにそのままの源泉掛け流しの100%という貴重な温泉なのだとか。
90年以上の歴史を有する老舗温泉で、美肌成分も豊富と聞けば行ってみたくなりますよね!
スーパー銭湯よりもリーズナブルな価格で、何種類もの温泉を楽しむことができる施設です。

クーポンのお陰で温泉卵もいただけましたよ。
中庭にあるこちらからセルフサービスで。
お塩もありますが、そのままでも十分。

できたての温泉卵

しっかりと水分補給をしたら、本日も温泉タイムです。
名物のひょうたん風呂をはじめ、ひとつの施設で数多くの湯船が並びます。
※撮影不可のため、画像は公式サイトよりお借りしました。

ひょうたん風呂
瀧湯

中でもお気に入りは、二つの露天風呂。
この日は、平日の日中なので貸切状態でした。
周辺には百日紅などの花も咲き、ゆったりお花見気分でくつろぎのひと時。

風の露天風呂

小腹が空いたらお食事どころへ。
新鮮なお野菜を使用した地獄蒸しは、かぼすのポン酢との相性抜群。
自家製プリンも忘れずにご賞味下さい。

名物の地獄蒸し
地獄蒸しプリン

休憩スペースや軽食の売店あるので、温泉と一休みを繰り返しながら半日滞在。
貸切のお風呂も沢山あるので、家族連れや一人の時間を充実させたい方にもオススメです。
鉄輪温泉からは福岡空港行きの高速バスも出ているので、遠方からのアクセスも便利ですよ。
ひょうたん温泉から高速バス乗場まではゆっくり歩いても10分未満なので、直前まで温泉を満喫できます。

別府土産

別府で目立ったのがかぼすです。
お料理や飲料、調味料やみつ豆の汁にもかぼす。
パッケージがかわいい「かぼす緑茶」と持ち歩きにも便利?な「かぼす八味」は、お土産にもピッタリのワンコイン価格。
軽くてかさばらないので、LCCでの旅行にも最適です。

かぼす推し

そして、泣く泣く諦めたのが「かぼす明太子」。
クラフトビールならぬクラフト明太子ということで、興味津々でしたが、夏日の移動途中では心配なので断念。
結局諦めきれずに後日、帰宅後Amazonで購入しました。

かぼす辛子めんたい

今回の本

駅前のあの方をモデルにした『万事オーライ 別府温泉を日本一にした男』。
四国出身の主人公が大阪を経て、アメリカへ渡って、別府へ。
別府を日本有数の観光地にした立役者・油屋熊八の奮闘記です。
個人的には、笑福亭鶴瓶さんあたりで実写化されると面白そうかなと思います。

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