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#毎日妄想 バチェロレッテ2の最終話で日本の「魅力的な女性像」が2つに分かれた

きっかけ

元々恋愛リアリティーショーは好きで、
テラハやバチェラーは欠かさずに見るタイプの人間なのだが、
最近社会人になってコミュニケーションや人間関係を気にするようになってから
ただ「誰が付き合った」とか「ばらを渡されたのは誰だ」だけじゃなくて
この発言をしたということは、この人はこういう考え方なのかな
とか、
さっきこういう発言があったからきっとこういうこと言っちゃダメなんだな
とか、
人間観察をしたり発言の仕方を学んだりするいいコンテンツになっている。

そんな中でも、最近最終話が配信されたAmazonPrimeのバチェロレッテ2。

日本の「魅力的な女性像」が二極化した

シーズン1では福田萌子さんという
裕福な家庭に育ち、生き生きと好きなことをやってきた方。
とにかく気が強く芯がしっかりしている方で、
旅を通してとにかく男性陣と気持ち的にぶつかっていき、
相手のことを深く理解しながら諭していく様子が新鮮だった。
私も萌子さんのように人を見抜く洞察力と、相手と心を交わすための素敵な言葉遣いにすごく憧れた。

きっと女性の支持者の方が多かったのだろう。
いわゆる強くて自立した女性で、見た目も可愛らしいというよりは綺麗なタイプ。

そして、シーズン2では尾崎美紀さんという
コスメブランドの社長で、学生時代に企業をして上場まで持って行った
仕事バリバリの人。
肩書きだけ見ると萌子さんと同じような気が強くて、ズバズバものを言う人なのかと思いきや、
男性陣の話には、「へー!」「そうなんだ!」などの相槌のみで、
いかに自分にアプローチしてくれるかで選んでいた。

もちろん見た目も可愛らしくて、THEモテる女性のイメージなので
一般的には美紀さんの方が魅力的に映るだろうが、
萌子さんのように深く人を知って、自分の意見をはっきり伝える訳ではないため
どうしても芯がなく、他人に合わせて表面で振る舞っているように見えてしまった。

そして最終話で選んだ男性が、
一緒にいて楽な男性や趣味に没頭している男性ではなく、
とにかく自分に愛してると伝え続け、あなたのさえいればなんでもいいと言う男性。

それには、視聴者の意見が真っ二つに割れた。

一つは、お似合いだ、祝福しますというプラスな意見。
もう一つは、なぜそんな相手を選んだ、結局考え方が浅いなという意見。

もちろん人それぞれだが、自分の体感ではこの意見がしっかり半々でいたため、
男女問わず「魅力的な女性」というのは、
内面の理解を求め、自立していることを望む女性と、
恋愛を第一に考えて、愛嬌のある女性で
大きく分かれているのではないか。

憶測だが、バチェロレッテの本国アメリカでは
萌子さんのような強い・自立した女性が魅力的だと考えられているので
バチェロレッテと言う番組が成立したし、
これが「かわいい」が評価される韓国や東南アジアなどは
成立しないのではないか。

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