仕事において、どういう基準で立場が上がるかというと、やはり『実績』なのだと思う。

その実績の基準は仕事によって異なると思うけれど、何かしらの功績をもたらしたり周囲(それなりに権力のある人)からの評価がやたら良い、という点が大体のところなのではないかと思う(コネは別として)。

上司は上司でいいとして、人材育成に関しては別の立場を設けることが今後の組織に必要なのではないかと感じている。

理由としては、日本でも年齢、経験、人種も異なる人達が集まって働くようになっているので、育成は育成係という存在が必要かと。

なんでこんなことを思ったのかと言えば、現在お世話になっている派遣会社の時代遅れとも思える年代別キャリアの講座を見たから。
派遣社員からしたら見当違いな内容に感じたのも正直なところ。

上司は部下の育成を行う、というような内容の話が展開されていて、いやいや……と感じた。

現在の職場では上司はあくまでも管理する立場で、育成はその部下が行っている。
おそらく、育成を行っている部下を育成するのが上司ということなのかもしれない。
現在の職場では、その部下の育成をする上司はまた別にいる。
しかも、その人は上司というよりはかなり近い立場であり、上下関係ではないもので繋がっている組織なのだ。

育成者と育成される人はなるべく近しいことが、組織にとっても個人にとってもストレスが少なくてなんでも聞きやすいし、話しやすいのではないだろうか。

現在の職場は現代社会の象徴のように若手が少ないけれど、組織作りは上手いな……と感じた。
これを入力していて気づけた。

縦社会は見直される時代ですね。