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ホビット 思いがけない冒険

鑑賞時の感想ツイートはこちら。

2012年のアメリカ/ニュージーランド映画。ファンタジー小説の名作、J.R.R. トールキンの『ホビットの冒険』を映画化。

本作はその三部作の第一弾。原題 "The Hobbit: An Unexpected Journey"。

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このヴィジュアル。本作を端的に表していて、良いなぁ♩

元来「旅を好まず、平凡な日常を愛する種族」であるホビット族のビルボ・バギンズが、魔法使いガンダルフにいざなわれて冒険の世界へ出てゆく――というお話なんですよね。

ファンタジー作品が大好き!

自称「夢見る夢子」のわたくし。笑
昔からファンタジー作品が大好きです!♡

ところでみなさん、世界三大ファンタジー小説ってご存じですか?

○『ナルニア国ものがたり』(C.S.ルイス)
○『指輪物語』(J.R.R.トールキン)
○『ゲド戦記』(アーシュラ・K.ル=グウィン)

の3つだそうです。

どの作品も、すべて映画化されていますね。もちろん、わたしは全部観ています♩ こちらは『ナルニア…』についての記事。

このうち『指輪物語』は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ三部作としておなじみですよね。

そして、原作者 J.R.R.トールキンが書いた『ロード・オブ・ザ・リングの前日譚が『ホビットの冒険』です。

ワクワクする世界観

ファンタジーの何が好きかというと、
夢がある” ところ!

子どもの頃、いろんな想像をしませんでしたか?
空想の世界で遊べる、って人間の特権だと思うんです♩

魔法使いがいて、ドラゴンが空を飛び、エルフやドワーフなど人間とは別の種族たちがいる――。
こんな世界があったらいいな。こんなことが出来たらすごいだろうな――。

空想のプロである優れた作家たちが、現実ではありえないような世界を壮大なスケールで描いてくれるわけです。

さらに、その世界観を見事な映像で見せてくれるのがファンタジー映画。音楽も冒険の気分を盛り上げてくれます。

もう、観ていてワクワクしかありません!笑

マーティン・フリーマンが主演

『ロード・オブ・ザ・リング』では、ホビット族の若者、フロド・バギンズ(イライジャ・ウッド)が主人公でしたが、

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本作の主人公は、フロドの養父、ビルボ・バギンズ
彼が例の “指輪” を手に入れるまでのお話です。

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主演のビルボ役は、BBCドラマ『SHERLOCK』のジョン・ワトソン役でおなじみ、マーティン・フリーマン

この方はヒロイックな役よりも、ごくごく “普通” でちょっと情けない感じのコミカルな役どころがとても上手な俳優さんですよね。

『ラブ・アクチュアリー』でも、絶妙な「フフッ……」という笑いを見せてくれています。

ドワーフにもイケメンがいた!笑

『ホビット』&『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを通して描かれる「中つ国」(なかつくに/Middle-earth)という世界には、様々な種族が登場します。(ホビット、エルフ、ドワーフ……など)

本作で重要な登場キャラクターが、ドワーフたち。

エルフや人間より背は低く、平均身長120cm~150cm程度で非常にがっしりとしている。肌は比較的色白で、髪の色は赤、黒、焦げ茶など。男女共に髭を伸ばしており、編み込んでいることも多い。ドワーフ以外の種族には、外見や声からドワーフの男女を判別することは非常に困難である。
(出典: 中つ国Wiki
他種族に対して植物や動物を含めてあまり親密とは言えず、ホビットに対してはまだ友好的な場合が多いが、エルフに対しては昔から不信感を抱いていることが見られる(一部除く)。典型的なドワーフは鍛冶や石工を職業としており、かれらが作り出す作品の中にはエルフの作品よりも優れたものもある。また礼儀もあり誠実ではあるが、他種族とは不和になることさえある。
(出典: Wikipedia ドワーフ(トールキン)

要するに、ずんぐりと頑健で、職人気質の頑固者、洗練とは対極のおじさん集団。笑

わたしもずっとそういうイメージを持っていたのですが、なんと本作ではイケメンのドワーフが何人も登場していてびっくり!!

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トーリン役のリチャード・アーミティッジ。(イケメン♡)

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キーリ役のエイダン・ターナー。(イケメン♡)

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フィーリ役のディーン・オゴーマン。(イケメン♡)

どうです? イケメン揃いでしょう!?
あなたはどのドワーフがお好き?笑

不気味なのになぜか惹かれる、ゴラム。

そして中つ国の物語といえば、ゴラム。本作でも登場します。

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声と喋り方が良いですよね。

薄気味悪いのに、何かこう、惹きつけられてしまうものがあるのは何故なんだろう?

薄暗い、険しくてじめじめした所に棲み、卑屈なのにプライドも捨てきれず、愚かしくて、哀れで、強欲で……。人間の誰もが持っているけれど、忌み嫌われる “陰の部分” のメタファーのような気がするんですよね~。

とっても深いキャラクターだなぁ、と思います。


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