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言いたいことわかるんだけど、それ今じゃないんだって


ちょっと前に、めちゃくちゃへこむことがありまして。
もう心がパンクしてしまって、自分でもどうしようもなかったんです。


今は、ちょっとずつ立ち直ってきているような感じがしているんだけど、その時に思ったことを少し

めちゃくちゃ落ち込んでた時、心配して話を聞こうとしてくれた人たちがたくさんいたんです。それはもうとてもうれしかったんですけど、困ったこともあって。

あるひとは、わたしの悩みに対して的確なアドバイスをしてくれたんですね。
「はるは、今こういう状態だから、こうした方がいいじゃない?」とか「こうだと思うよ」とか。


それに対して、「もうそんなことしたし!考えたし!でも、できないから困ってんじゃん!」と苛立ったり、内心「わかる‥‥言いたいことわかる、わかるけど‥‥あー」と途中でその人の話を聴くことがやめたりしてしまった自分がいたんですね。


もう途中からシャットアウト。 
言いたいことはわかる。わたしのことを思って話してくれてるのもわかる、わかるよ。でも、今は無理、聞けないっていう感じで。
話は全然わたしの中に入ってきませんでした。


申し訳ないなぁと思いながら、「すまん、話何も入ってこない」って生返事を繰り返すだけ。(あのとき対面じゃなくて本当によかったと思う。)
「なんてやなやつなんだ‥‥」と思いながらふとんにもぐったのを覚えています。


同時期に違う人に同じ話をしたところ、相手が話してくれたことはすんなりと受け入れることができたんです。
「この人話聴くのうまいからなのかな‥‥」と、その人のスキルの問題かなと思ったんですが(最初に話を聞いてくれた人が下手だとかそういうことではなく)


今思うとそれも違うような気がしています。


それは、今「こうした方がいいんじゃない?」とか「こうしてみなよ」と言われたら素直に聞くことができるんです。その人が言っていたことも、よくわかります。


でも、これは『今』だからできること。
問題が起こった直後はとてもじゃないけど、聞き入れることはできなかったと思います。それが、誰であっても。


じゃあ、違いはなんだろう?


悲しいことやショックなことが起きた時は、感情がぶわーって溢れ出してどうしようもない気持ちとそれに対してどうにかしなきゃという気持ちがある気がします。
それがとにかく大暴れしているような感じ。でも、よくよく考えたらこの二つって、全然ちがうもの。一度に二つもどうにかすることは、むずかしい!ましてや直後ならなおさら。


そして、そのときはどうにかしなきゃという気持ちよりもショックやその時の感情の方が強いんだということに気がつきました。


だから、わたしが素直に聞き入れることができたのは、そのときのわたしのきもちに寄り添って話を聞いてくれたからだと思います。


だからきっと、何か起きたときは自分の中に二つのことが同時に発生しているので、まずは受け入れる時間を作らないと、アドバイス・助言は入りにくいんなじゃないかなと思います。そこができて、はじめて物事の対処法を考えることができる。そんな気がします。


すべての人に当てはまるかどうかはわからないけど、何かあったときは気持ちを落ち着けるようにするのが最初かなぁと思いました。落ち着ける方法はなんでもいいと思うんですけどね。話を聞くけど、飲みに付き合うことでも、カラオケに付き合うでも、泣くことでも、なんでも。


だから、わたしの場合気持ちの方からケアするといいんだということがわかりました。
これがもうちょっと早く気づけてたら、最初の子にもうまく言えたんだろうけどなぁ‥‥と思いますが、気づけたからよしということで。(その子には後日ちゃんと伝えました)


自分がもし何か相談されたら、その人に寄り添って話を聞いてあげられる自分でいたいな。


今日も読んでくれてどうもありがとう。またね。

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