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うらやましくて、ずるいと思った


「優しいね。本当に、すごいね。」
って言われたんだ。


精神的に落ち込んでいる君へ
自分が感じていたことを、体験したことを重ね合わせて言葉を選んだ。
その時返ってきたのが、この言葉。


「別に優しくなんか、ないよ。そんなこと言ったって、君はここにいないじゃない。」

自分の中にある、もう一つの本当の言葉。


君は今、遠くにいる。
近いようで遠い、そんな場所に。


君の身を案じているのは、本当。
早く元気になればいいなと思う。


でも、気づいてしまった、別の気持ち。


「いいな」って。


辛いといえば、すぐに駆け込める場所が近くにあること。
心から頼れる人が近くにいること。
かけられた言葉を「優しい」ということ。


これは、あの時私がかけてもらいたかった言葉だったなって。
1人で戦うしかなかったあのときの、
どうしたらよかったかわからない、あのときのつらさを
誰かにわかってほしかった そばにいてほしかった
そんな時の“自分”に対しても向けられていたものだって。


君を通して、あの時の自分を想う。


今ならあの時よりもどうすればいいかわかるけど。
その時は、ひとりで立ち向かうしかなかったし、自分だけで答えを見つけるしかできなかった。結果的にそれは、自分の身になっているし、よかったと思ってる。


うらやましくて、ずるい
そう思っちゃった。


きっと、私は誰かに頼りたかったし、どこかに駆け込みたかったんだと思う。寄りかかれるところを探していたし、「大丈夫」ってそばにいてほしかったの。


なんてことに気づいてしまったある夏の日でした。
あの時も気づいていたのかもしれないけど、今やっと直視することができたような気がする。つらかったねって。


今までどこか他人事だったから。
ちゃんと自分のこととして、みれたような気がする。


また一つ!経験値もらったかな!笑
ってことにしておこう〜〜〜


器用に生きたいもんだな〜〜



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