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ひとり旅して、よかった


今日は香川旅 後編 前編はこちら 

二日目の朝は、宿で朝ごはん

お米の香り、魚の焼けた匂い…まだ寝ぼけている目がぱっちりと覚めた。

素朴で、とてもあたたかい。
お皿の真ん中にある、「ふきみそ」がおいしくてごはんが何杯も食べられそうだった。


「決まりました?今日行くところ」


オーナーに聞かれて、思わず口を濁す。
島に行こうかと思っていたけど、この日はあいにくのくもり。
いろいろ聞いてはみたものの、この場では決められず、一旦部屋に戻る。


一度ごろんとなっても、まだ決められず、出した答えは
「とりあえず外に出て、行ってみたいなと思ったところに行こう!」だった。



結局目的地を決めないまま、さまようことになるのか〜と思いながら歩を進める。とりあえず駅を目指そうと思ったときに、ふと目にとまったのは昨日も見た高松港。


波も立たない静かな海を見たときに、わたしは小豆島行きの切符を買いに行っていた。

ということで、二日目の目的地は小豆島!

波と船の心地よい揺れで、いつのまにか眠っていたらしく気づいたら小豆島上陸。なんとも静かな場所。

ルートは特に決めていなかったけど、バスの時刻表とにらめっこして
草壁港→二十四の瞳映画村→道の駅オリーブ公園→土庄港、とまわることに。

映画「二十四の瞳」のセットがそのまま残る映画村

なんだかここだけ、時間が止まっているようだった。

はるか遠い昔のことのように感じられるけど、たしかにこの時代を生きたひとたちがいて。そこで暮らしを営んでいたんだなぁと、なんだか一人物思いにふけていた。

オリーブ公園の風車小屋の前では、みんなほうきにまたがって写真を撮ってた。さすがに一人じゃやる勇気がなかったので、また今度来るときはだれかと一緒に来ようと思った笑

大きな本も。ここは、季節によって見え方が変わるそうなのできっと何度来ても楽しめる。

すぐそばにあった柵がえんぴつの形をしていてかわいかった。

ここにはオリーブ色のかわいい郵便ポストがある。
ここで出すと、特別な消印がつくとのことなので大切なともだちにはがきを。

すぐそばに海があるから、気づくと海の写真や動画を撮っていた。
海辺にいって、ひたすら海を眺めているときも。

「こんなに海好きだったっけ?」と自問自答してしまうくらいには海を見ていた。くもりだったけど、島に来てよかったなぁ。

また行きたいなぁ、島。
この写真、好き。

夜は、お刺身と骨付き鶏とお酒で乾杯。
地のものを食べられるって最高でした。おいしかった。

ほろ酔い気分で、早めの帰宅。
もう明日は帰る日だ。

最終日の朝は、自転車を借りてうどんバカ一代へ

やはり香川に来たらうどんも食べなきゃね…!

お世話になったオーナーに別れを告げ、空港へ。
あっという間の香川旅。



今回感じたのは、

「旅っていいなぁ」ってこと

旅を目的とした旅はきっとこれが初めてだった。
人に触れながら、気が向いた場所へ向かう。

それだけで、いろんなものから解放されたような気がした。
なにも縛ってなんていないはずなのに。

ぽんと一歩を踏み出せば、いろんなところに行けてしまう。
また来たいと思ったら来ればいい。

このくらい軽くていいんだ、旅って。

また、旅に出よう。


今日も読んでくれてどうもありがとう。またね。

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