初夏は鯵がおいしい季節。
ぷりっぷりに太った大きな鯵がお手頃な値段で手に入る、嬉しい季節です。

お刺身やなめろう、塩焼きもいいですが、たまにはガツンとアジフライにするのもいいですよね！！

今回は、5月の料理教室でご紹介した、塩麹でふっくら仕上げるアジフライのレシピをご紹介いたします。

アジフライは通常、塩胡椒をしてからパン粉付けして揚げますが、塩麹に漬けることで鯵のタンパク質が分解され、ふっくら柔らかく、うま味たっぷりに仕上がります。

驚きのふわふわ感、是非一度味わっていただきたいです！

タルタルソースは水切りヨーグルトで作るマヨネーズ不使用のレシピなので、低カロリーでヘルシー。爽やかで、夏場にぴったりな味わいです。

塩麹でふっくらアジフライ 梅しそヨーグルトタルタル

【材料】（2人分）
鯵（三枚おろし）…1尾
塩麹…小さじ2程度
酒…小さじ2程度
小麦粉…適量
溶き卵…1個
パン粉…適量
キャベツ…適量
揚げ油…適量

＜タルタルソース＞
ヨーグルト（無糖）…50g
玉ねぎ（みじん切り）…大さじ1
らっきょう…2粒程度
青じそ…2枚
ゆで卵…1/2個
梅干し…1/4個（梅肉小さじ1程度）

【作り方】
①ヨーグルトはペーパータオルを敷いたザルの上に乗せて、1時間ほど水切りする。（あまり長く水を切りすぎるとパサパサのタルタルソースになってしまうので要注意。）

②鯵は小骨を取り除き、塩麹と酒をまんべんなくまぶして冷蔵庫で30分ほどおく。（1〜2日ほど漬け込んでも良い）

③らっきょう、青じそ、ゆで卵はみじん切りにし、梅干しは包丁でペースト状になるまで叩く。①の水切りヨーグルトとソースの材料全てを混ぜ、タルタルソースを作る。

④②の鯵に小麦粉を薄くまぶし、溶き卵を絡ませ、パン粉をまぶし、中温の油できつね色になるまで揚げる。油を切ったらキャベツとタルタルとともに器に盛る。

このタルタルソース、油もマヨネーズも不使用なのに、とても満足感のある味で驚くはずです。青じそがとても良い仕事をしているので、これはマストで入れるべし！！

合わせたお酒は、『吉の川 しぼりたて生原酒（吉の川酒造/福島県）』で作る、日本酒ジンジャーハイボル。

日本酒に氷と炭酸水を入れて、自家製ジンジャーシロップをひとさじ加えます。これがスカッと爽やかで、ゴクゴクいけちゃう美味しさ！！
吉の川しぼりたてはアルコール度数が20度と極めて高く、甘みもうま味も強いため、炭酸水で割っても味がボヤけないのです。

自家製ジンジャーシロップのレシピは、また改めてご紹介しますね！！

もちろん、レモンサワーや普通のハイボール、ビールなんかとも相性抜群。
…おつまみ前提で話してしまいましたが、もちろんご飯のおかずとしても絶品ですよ！！

初夏の食卓を彩る一皿として、是非お試しください。