見出し画像

【KIMOTO GLASS TOKYOフェア】麹コラムvol.1「そもそも麹とは…?」

先日告知した、松屋銀座全館プロモーション「輝く自分になるための2週間」〜KIMOTO GLASS TOKYOフェア〜

9/9、10で麹スムージーを実演紹介させていただくにあたり、木本硝子さんのFBで麹にまつわるコラムをご掲載頂いております!
せっかくなので、こちらでもご紹介させていただきますね。

第一弾テーマは、「そもそも麹とは…?」
麹はカビの一種なのですが、酵母や細菌と違い多細胞生物なので、構造も機能もちょっぴり複雑。それゆえ、なかなか捉えにくい存在であります。(だからこそ面白いのですが^^)

そんな麹について、改めてご説明させていただきました!
以下、コピペになります。

最近女性の間で話題の麹ですが、「とりあえず買ってみたものの、使い方が分からない…」「使いきれないうちに悪くなってしまった…」「そもそも麹ってなに?」という方が多いと思います。
このコラムで麹についての知識を深め、ネイチャー美人になっていきましょう!

----------------------------------------------
Q,そもそも麹とは?
----------------------------------------------

~100種類以上の酵素をもつ驚きの食材~

「麹」とは、米や麦や大豆などの穀物に、カビの一種である「麹菌」を繁殖させたものです。米に麹菌を生やせば米麹、麦に麹菌を生やせば麦麹、大豆に麹菌を生やせば豆麹になります。
今回は、最も一般的である「米麹」のことを「麹」と呼ぶことにします。

麹は味噌、醤油、酢、酒、みりんなど、日本人にとって身近な発酵食品に必要不可欠なものであり、麹無しに日本の和食文化はここまで発展しなかったと言っても過言ではありません。
麹は100種類以上の酵素を持っていると言われており、代表的なものは、デンプンを糖に変える「アミラーゼ」、たんぱく質をアミノ酸(旨味)に変える「プロテアーゼ」があります。これらの酵素をうまく利用して、発酵食品は製造されています。

よく最近耳にすることが多い【酵素】。酵素の摂取が何故いいのか次回ご案内できればと思います。

次回は、
----------------------------------------------
Q,なぜ麹は健康にいいと言われているのか?
----------------------------------------------
についてご紹介いたします。

さっくりした内容なので補足しますと、「麹」と「麹菌」は混同されがちですが、最初に申し上げた通り、穀物に麹菌を繁殖させたものが「麹」です。

麹菌は、私たちの周りにもごく普通に存在するもので、麹菌が住みやすい環境や栄養源を作ると、胞子(種のようなもの)が付着して栄養を吸い上げながら植物のように成長していきます。
そして、成熟するとフワァ〜っと胞子をつけます。その様子がお花のように見えるので、米の花と書いて「糀」と書いたりもします。

こちらが胞子をつけた麹。まさに米の花ですね。

ちなみに、日本酒や味噌などを造る麹菌は、「ニホンコウジカビ」という種類で、日本の「国菌」に指定されています!!
日本の気候に適したカビなのです^^

東南アジアでは「クモノスカビ」というものが主流で、紹興酒やテンペという大豆発酵食品に使われていたりします。

↓こちらは米麹の表面を除いた顕微鏡写真。(撮影者は私!)

麹について語り始めたら止まらないので、今日はこのへんまで!!

次回のコラムもお楽しみに♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?