<あらすじ>
幼い娘の育児と仕事の両立に限界を覚えた由紀恵にとって、今日が勤務の最終日。夜勤の間は、夫の雅之が自宅で娘を見ている。だが、ラインのメッセージに返事はない。電話をかけても繋がらない。由紀恵は自分に執着していた不気味な患者の存在を思いだし、胸騒ぎを覚える。家族の絶望と狂気、そして再生を描いた戦慄のサスペンス。

<レビュー>
⭐️⭐️⭐️⭐️
少し前におもしろいって読書好きインスタグラマーが投稿してて、気になり読んでみました。　
看護師の妻と医者の夫の話。語り手が妻と夫の交互にくる構成。

珍しく事前にあらすじも何も読まず、何もわからない状態で読んだのが良かった！話の後半に、え！？って思わず声に出してしまうポイントがあったんだよな〜、これ読み終わった人の感想とか事前に読んでたらここまでびっくりできてなかったと思うからラッキー🥳

ただ、読み終わった後に他の人のレビュー見てみると、前半の妻の看護師としての最終日の部分がその物語の本筋に何もカスってなくてストーリーが冗長に思えた、とか、犯人の動機が薄い、とかという感想を見て、あー確かにな〜とはなりました。