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普段、私が出勤前に階下へ行くと、娘はきまってテレビを観ながら朝食を摂っています。私はテレビの前に立って、娘の邪魔をします。これも、いつもの光景。 昨日は、テーブルの上にあった卒業アルバムを手に取り、「カドで殴っちゃうよ~」と笑顔で囁かれました。こんなことを毎日飽きもせず繰り返しています。 この時点で、私の子育ては「小さな成功」を手に入れました。 家の中では、親子の間では自由にモノを言わせる。外で言わないなら何を言っても構わない。 完璧な「いい子」はいません。どこかで何
なるほど。 えばっている人たちは、えばるしかなかったのか。 侍は、戦があってなんぼ。 戦のない平和な時代に、自身の存在意義を知らしめるには、えばるしかない。 そもそも、えばることは心を動かすことなので、存在意義を知らしめる以前に、生きている実感を覚えるためにはえばることが不可欠なんだろう。 懸命に生きている人は、えばる必要がない。 懸命に生きていることが、生の実感につながるから。 えばる人は、何しろ怖い。 えばっていないと周囲からダメ出しを食らうと、内心ヒヤヒヤしてい
どう考えても、妻は私に関心がない。 私が何かに興味を持ち、熱中していても、 「それはあなたの世界でしょ」 そう言わんばかりの接遇をしてくる。 「新しくできたお店のこのメニュー、いいよね」 「今、この曲にはまってるんだけど、どう思う?」 「ちょっとここ読んでみて。いいこと言ってると思わない?」 これに対して 「そのメニュー、あんまりおいしくないらしいよ」 「・・・私は特になんとも思わないけど」 「意味わかんないけど」 こんな返しだ。 書きながら思ったんだが、「妻は私に関
あの日から1週間。 今日は塾の先生に返事をする日です。 仕事を終え、そのまま娘を迎えに塾へ車を走らせる。 運転しながら、私は2日前のことを思い出していました。 地元中へ行く。 中学受験はしない。 私と妻の前でそういった娘は、 もう泣いてはいませんでした。 その前夜、私は娘にこんな手紙を書いていました。 この手紙を書いた時から今に至るまで、すべてが予定調和でした。 誰もが、結果が見えている状態で、いつも通りの時を過ごす。 不思議な感じでした。 でも、予期していた以
娘が塾に通いだしてから、3週間が経ちました。 持ち時間は、あと1週間です。 9月に入ってから、学習塾を探し始めました。 娘を通わせたい学校があり、そこは中高一貫校なので、中学受験をする必要があったんです。 入試は12月上旬なのに、小6の夏休みが明けてから塾を探し始めるという、この体たらく。妻からはことあるごとにチクチクと責められます。 そして、それ以上に当の娘は、かたくなでした。 「みんなと一緒に地元の中学に行く。」 そりゃそうです。いつメン(いつもの仲良しメンバー
3連休。 前日までの疲れを取る必要アリ! ということで、初日はぐーたら。 2日目は、朝イチでヘッドライトの曇り取りを1時間。 そのまま実家へ行って草むしり。 帰宅して昼寝3時間。 このまま1日を終えるのがあまりにももったいなかったので、ホームセンターで観葉植物を買って鉢植え。 妻と2人で、鉢の底に石を置いて、赤玉と培養土を混ぜて、十分に水で湿らせて、苗を植える作業。 これが思いのほか、楽しい♪ このまま連休を押し切られるのが嫌なので、3日目は、サプライズを計画。 「
タイトルは深そうですが、浅い話です。 昨日は、大雪のせいでここひと月くらい行けなかった実家に足を運びました。 行きがけにお気に入りのスーパーで昼食用のお弁当を買って。 10:30から前庭の雪かき。 いや、正確に言うと「雪割り」。 気温が低くて、板状に凍った雪をすべてこそげ取る作業です。 12時まで、腰と腕との戦い。 昼食をとり、13:00から14:30まで再戦。 午後の部は娘も加わり、 疲れもあまり苦にならない感じで雪割り作業の継続。 ずっとしゃべってくれるので、単
先日、ちょっと嬉しいことがありました。 仕事中に、妻からLINEで連絡があったんです。 「今まで自分がやってきた確定申告の手続きを頼めないか?」 実家の父親が妻の携帯に、直接電話してきたようなんです。 私は妻からのLINEを見て、 「どうしよう・・・」と返しました。 私自身、確定申告はやったことがありません。 そして、実家に行くたびに、確定申告関係の書類が 山のように積まれているのを見てきました。 あれを、俺が、やるのか・・・?? そう思いながら、妻に 「どうしよう
昨日は世間的には仕事納めの日だったようですが、 年休を取りました。 年末年始の実家の準備です。 ホームセンターで花や松飾りを買って実家へ。 まずは雪かきです。 私の実家は市町村合併後の今は「市」扱いですが、 もともとは「村」。 平野部から山間部にさしかかる位置にあるふるさとは、 雪の吹きだまりになる場所です。 雪かき途中に、小屋の屋根の上の電話線に、 ここ数日の強風で折れた枝(とは言ってもかなりの太さ)が 3本もひっかかっているのを発見。 はしごをかけて、屋根の上
おとといは終業式。 昨日はクリスマス・イブ。 午前は妻と2人で3時間の買い物。 しまむらとワークマンで「これでもか」というくらい買って、 スーパーで「これでもか」と買って、 小競り合いを何度もして、 お昼前に娘が留守番をしている家に帰りました。 午後はZoom。 普段の仕事とはまったく関係のないやりとりを3時間。 思いついたアイディアが流れてしまわないように、書き留める。 その後は1時間半、アイディアの検討。 しびれを切らした家族から、「早くお風呂に入って!」と絶叫さ
「親は子どもより先に死にます」。 昨日、娘にそう言いました。 小6の娘は、進路選択の岐路にいます。 登校可能な中学校は5つ。 選択権は娘にありますが、 私は親として判断材料を示しました。 時間にして80分。 かなりの長丁場になったんですが、 「中学校どこにする?」 という私の質問にきちんと向き合ってもらうためには、 手順が必要になります。 「お父さんは、お前より先に行くんだよ」。 この真実(願望)を最初に伝えておくことが、 どうしても必要でした。 「お前とずっと一