はるかぜクリニックに春風が吹く頃
こんにちは、こゆです
3月になりました
春風が感じられる季節になりました
最近、ゴムの木がデイケア室にやってきました
冬の間はるかぜクリニックの入り口のところで、葉を落としながら寒さに耐えていたようです
デイケア室は日当たりが良いので、今出ている芽は育ってくれるんじゃないかなと思います
また葉が出てくるのを見守りたいです
今日はまた、考えたことがあるので記します
よろしければお付き合いくださいね
はるかぜクリニックの名前の由来
さてこのnoteは、はるかぜクリニックのデイケアプログラム「ワーク&スタディ」の参加者とスタッフSさんを中心に運営しています
はるかぜクリニックの存在をこのnoteを通して初めて知ってくださった方もいるのではないかなと思います
みなさんははるかぜクリニックの名前の由来をご存知ですか?
クリニックのHP、院長挨拶のページに記載があるのでぜひ覗いてみてください
私ははるかぜクリニックにはもう長く通っていて、それは私の診察券番号が物語っています
その間何度か転居をしていますが、精神科だけは変わらずここに通いたいという思いで、ずっと院長先生にお世話になっています
定期的に受診すること
メンタル疾患に限らず、持病がある人はかかりつけの医療機関を定期的に受診することがとても大切です
病気の状態をその都度評価してもらうこと、症状に合うようにお薬を調整してもらうこと、病気による困りごとを相談すること
おそらく精神科の診察ではこのようなことが診察の中心になるのではないかと思います
こうしたやり取りを通して、しっかり脳を休め、自分の病気への理解を深め、生活改善に取り組み、元気を取り戻し、各々の生活を取り戻していくわけです
この元気を取り戻していく過程のことを、院長先生は長い冬のあとに春風が吹く瞬間に喩えてらっしゃるのだと、私は理解しています
私の春風はいつ吹くの
治療がどのように展開して、回復へ向かっていくのか、その道筋はこれまでたくさん勉強して、
わかっているはずの私ですが、なかなか前へ進みません
たしかに初めの頃よりはだいぶ穏やかに生活できるようになりました
一日の中で笑顔になれる瞬間も増えたように思います
でも、良いときもあれば悪いときもあり、
それを繰り返しているだけで、
同じところをぐるぐる回ってまるで袋小路のように感じられます
私の人生にも春風は吹くのかな…?
先の見えない闘病生活を思うと、
どうしようもなく不安で絶望を感じることがしばしばあります
人生にも四季がある
そんな不安を抱えつつも、
日々もがいて耐えて忍んで生きる中で、いろいろな人と出会い語り合ってきたなかで悟ったことがあります
それは誰の人生にも四季があり、その四季は巡るということ
いつも春のような穏やかな、夏のようにエネルギーに満ち溢れた自分でいられるわけでなくて、
時には秋のように寂しく、冬のように暗くてつらい自分になることもあるのだと
でもその冬がきっと必ず終わって、また春が巡ってくるのだと
そう思うようになりました
自分が辛い気持ちでいる時は、自分の将来に対して悲観的になり、それに比べて、どうしても周りの人の人生が素晴らしく幸せそうで上手くいってるように思えてしまうけれど、
そんな人にもきっと秋や冬のような時があるのだろうし、それを乗り越えていま春や夏を迎えているのだろうと想像するようになりました
だからこそ
今の苦しみは永遠ほど長く感じられるけれど、決して永遠ではないし
きっとまた心から弾ける笑顔が生まれる瞬間も来るはずだと
私はそう信じたいです
信じられるようになりたいです
こゆ
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