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囲碁を始めませんか?

こんばんは。H2です。

今回は、私が趣味でやっている囲碁についてお話していきます。
この記事でわかること
・囲碁って何?
・大学生や社会人で囲碁を始めるには?
・囲碁って何が楽しいの?

日本人の多くに「将棋をやったことがありますか?」、と聞くと自身で触ったことがある、ゲームをしたことがあると回答が返ってきます。一方、囲碁で同様の問いをすると、あまり反応がよろしくありません。「ヒカルの碁を知っていますか?」と聞くと、反応はいいのですが……。

なぜ、そう思われてしまうのか? 
それは一般の方に聞くと、将棋ほど囲碁は勝負の決まり方が明確にわからないと意見がかえってきます。仰る通りで、筆者である私も、最初は全く分かりませんでした。

簡単に将棋と囲碁の勝敗の決まり方を述べると次のようになります。
将棋 : 相手の王将の駒をとる(王将の駒が逃げられないようにする)
囲碁 : 石で囲んだ陣地が相手よりも一個でも多い状況になる

同時にこれが目標になるので、あとは将棋なら盤面上にある駒を駆使して相手の王様をとる、囲碁では盤面上の交点に石を置いて効率よく自身の陣地を増やしていくことになります。

上記は碁盤の見取り図になります。

このように交点に石を置いていきます。

これが終局(ゲーム終了)のタイミングの図です。ここで簡単に盤面のことだけで考えると、黒の陣地は27個あり、白は16個あります。よって、黒の勝ちとなります。このように、石が連なって囲われた陣地の数で争うの囲碁になります。(実際にはハンデ等があるので陣地の計算が変わります。)

こんな感じで、自分の陣地を増やすにはどこに石を置くべきか、相手はどこに石を置きたいか、などを考えながらゲームを進めていくことになります。
筆者自身も囲碁の醍醐味は、自分の意見をどれだけ相手の意図に合わせながら、効率よく進めるかを考えることだと見ています。

では、次に大学生や社会人で囲碁を始めたい方がどこで始めればよいのか説明していきます。

大学生は大学の囲碁部やサークルがある場合は、そこに参加することが一番です。全ての人が大学入学前に囲碁を経験しているわけではありませんので、同レベルの人と上手の方が両方揃う環境になります。筆者は大学1年の時に囲碁部に入りまして、初心者から大学卒業前には初段クラスになりました。それは、やはり上手の人に教わりながら、同レベルの方とも実践できたため目標管理ができたからだと思います。大学ですと、各地方ごとに大学の団体戦の大会がありますので、チームで目標を立てて取り組むこともできますので、長続きします。そして、慣れてくれば個人戦や一般の大会などに参加されると囲碁にはまっていくかと思います。

大学に囲碁部がない、また社会人の方はどうしたらよいか。筆者のおすすめは日本棋院が行う初心者向けのセミナーや有志が行う囲碁教室に行くことをお勧めします。現在、20~30代向けのセミナーとしてIGO AMIGO(囲碁アミーゴ)というセミナー教室があります。

こちらでは、プロの先生+スタッフの方が初心者の方に丁寧に教えてくれるため、初心者でも囲碁を簡単に学習することができます。また、参加者は自男女が6:4ほどですので、どの方でも気兼ねなく始められます。筆者は今までに2回ほど参加しまして(その時は初段で)、プロの先生に指導碁をうっていただきました。

また、囲碁バーや囲碁カフェもあります。

こちらは、外国人の方も多くいらっしゃる近年注目を集めている囲碁カフェです。クリーンで現代チックな内装なため、普通に、カフェにお茶に行く感覚で向かうことができます。

もし、どこか場所に行って参加するのが難しいという方は、囲碁クエストと詰碁プロをスマホでやってみるといいかと思います。(基本的な知識はネットか本で参照後に……。)

こちらは、スマホやパソコンでできますので場所を気にせず行うことができます。囲碁クエストは初心者から上級者、ひいては囲碁棋士までいますので様々な人の打ち方を観戦することもできます。また、9路盤と呼ばれるサイズ(↑で使用した碁盤の写真)で行えます。その為、1ゲーム5分程度で終わりますので、サクサクやれます。 詰碁プロは初心者向けの問題は無料で行えますので、ぜひ、手始めに囲碁の考え方を身に着けるのにもってこいなものです。パズル感覚で解けることも良いので、アハ体験感覚でやってみてください。

今回は以上になります。
直近ではプロフェッショナルで囲碁棋士である井山裕太プロが特集されますので、ぜひ見てください。

また、囲碁に関してご質問ありましたら、コメント頂けたらと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。


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