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「すぐ取り掛かって」

今朝、見ていた夢では、さいご、ある人(それが誰なのか、わかっていなかった)が死ぬ瞬間を、ぼくは見そうだったが、見ずに終わった。その人はものすごい攻撃的な様相を見せた(妙な言い方だが、ほかに何と言っていいかわからない)ので、ぼくは逃げたのだった。走って逃げた。なのに、なぜその人が亡くなったとわかったかというと、教えてくれた人がいたからだ。すべて夢の中の出来事で、それが誰なのか、わからなかったが、起きてしばらくしてから、ぼくは以前、実際にいた年上の友人のことをありありと思い浮かべた。夢は、いつも、現実を写しているような気がする。そして、ようやく出てきてくれたのだろうか… だとしたら、またしても話せなかった、と思った。

坂口恭平さんが鬱から脱してきて、元気な様子で、Twitterを賑やかしている。目の覚めるようなことをたくさん書いている。そういう人を見て、大変だろうとぼくは思う。しかし書いていることには勇気づけられる。勝手なものだ。彼になりたくはないが、彼の存在をありがたいと思う、ということなんだろう。勝手なものだとは思うが、しかし、そう思ってしまうのは仕方がないことのような気もする。よくわからない。

で、彼が「死にたい」と電話してきた人から、「何が好きか」「とりあえず何かしたいか」を聞き取って、「すぐ取り掛かって」と言うのにしびれる。

いや、ぼくだって自分に対しては言える。他人にそれをスパッと言えることにしびれる。

たしかに、思いついたら、「いつかやろう」じゃなくて、「すぐに取り掛かろう」というのがよい。

そして、取り組み始めたら、自分がどんなにイケてなくても、どんなにしょぼいことしかできなくても、とりあえず続けてみよう。

ぼくはいまのところ鬱に落ちて(?)しまったり、全く動けなくなってしまうことはないので、延々と、だらだらやれている、のかもしれない。

だらだらやれない人は、どうすればいいんだ? と考える。

しかし、バラバラになってしまうところは、誰かに助けてもらったらよいではないか?

ぼくはバラバラにはならいが、だらだら続けて浮かび上がることができないので、そこは助けてもらおう。

なんてことをつらつら思う。

(つづく)

「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダー"は、1日めくって、10月25日。今日は、「道草だるま」の話。

横浜らいずの「丘の上のマルシェ」は、明後日! 10/27(日)12時-16時の開催です。道草の家からは、『アフリカ』最新号&バックナンバー+αと、ひなた工房の新作もろもろを持ってゆきます。

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ようやく主催者によるチラシもできた模様。

丘の上マルシェ勝手に宣伝チラシ2024修正

「勝手にコーヒー・紅茶の祭典」って、ん? 何やら「勝手に宣伝」の影響を受けてますね?(まぁ、いいんですけど、主催者は勝手にやっていいんですよぅ)

オトナのための文章教室 in 横浜 & 三鷹、横浜では31日(木)の夜スタート。その日が初回です。参加者募集中です。興味ある人は、来なきゃ損します!(はっきり言います、本当です)

文章教室2019チラシ

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※"日めくりカレンダー"は、毎日だいたい朝(日本時間の)に更新しています。

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