Laba diena！リトアニア留学中のHarunaです。
前回のつづき、フィンランド旅行の後半をお届けします！

前回の記事↓

3～5日目：ロヴァニエミ

タンペレから夜行電車で8時間半。
北極圏の街、ロヴァニエミで2泊3日を過ごしました！
ここに来た目的は、大学の友達に会うこと、サンタさんに会うこと、そして、オーロラを見ること。

予定をいっぱい詰め込んだヘルシンキ、タンペレとは違って、ロヴァニエミではゆったりと過ごせたのがいい思い出です！

Santa Claus Village

フィンランドといえば、サンタクロースが住む国。
ロヴァニエミにはサンタクロース村があって、クリスマス以外のシーズンでも、サンタさんに会うことができます！

なんと、サンタさんに会うだけなら無料！
ちょっと並べば、すぐにサンタさんに会えちゃうんです。

実は私も友達もそれを知らなくて、中に入ってみるか～って気軽に行ってみたら並んでて、
「え、もしかしてこのままサンタさんに会えちゃうの！？」
と、急なご対面のチャンスに緊張しました…！笑

サンタさんに会うまでの道中は、
プレゼントがたくさん置いてあったり、
「Elf only!」と書かれた扉があったり（きっとStaff onlyのこと。スタッフをエルフ（妖精）って可愛いね。）、
世界観が作りこまれていて、ワクワクと緊張が高まるばかり。

そして、ついについに、サンタさんとご対面！！
日本語が流暢で、いろんなこと知っててもう衝撃のオンパレード。
日常会話レベルなんてもんじゃないレベルの日本語。
というかずっと日本語でした。英語皆無。

それに、（ローカルネタになるけど）秋田出身！って言ったら、男鹿半島と八幡平を知ってて、なんで！？ってなりました笑
なまはげとか男鹿は知ってても、八幡平はなかなか知らんよな…どこで知ったんだろう。

ちなみに、写真はNG。
エルフが撮ってくれた写真を、あとから購入、という仕組みです。
せっかくなので、データを購入しました！
なんと、データを買うと、サンタさんと会った一部始終の動画も付いてきました！
サンタさんと話した内容とか、写真撮影の様子とか、全部が鮮明に記録されていて、本当に本当に素敵なお土産になりました！

サンタクロース村にはたくさんお土産屋さんやカフェ、レストランが集まっているので、サンタさんに会う以外にも、一日ゆっくり楽しむことができます。
けっこう広くて、この村の中に宿泊施設もあるし、クリスマスシーズンにオープンしそうな施設もいろいろ。

ここの宿泊施設、かなーりいいお値段はするけど、ガラス張りになってて、冬にはお部屋の中でぬくぬくしながらオーロラが楽しめちゃう、最高のロケーションです！
将来お金貯めて、ぜひ泊まってみたいなあ…。

それから、「ここから北極圏！」というラインがひいてあります。
ここを飛び越えて写真を撮るのも楽しそう。

あとは、トナカイを食べてきました！
レストランで、トナカイ料理が食べられます。
私が頼んだのはケバブ。ほかにも、シチューとかハンバーガー？みたいなのとかがありました。

思ってたより臭くなくて、やわらかくておいしかった！
サンタの村でトナカイ食べるって、ちょっと罪悪感あるけど、フィンランドらしい体験ができました。

Lapland大学周辺散策

次の日は、友達が留学中の、ラップランド大学と、その周りのおすすめスポットを案内してもらいました。

ラップランド大学は、背が低めであたたかい色の、落ち着いたキャンパス。
中も、北欧らしく、椅子や机がおしゃれでシンプルな北欧デザインで、快適な学生生活が送れそうだなあ、という印象でした。

厚手のコートを自由にかけれるクロークみたいな場所があるのは、さすが雪国、って感じ。
図書館の中も、個人のスペースやグループで使える場所、それらも区切られてたりオープンになってたり、自分に合った環境で勉強ができる素敵な空間でした！

大学を一周した後は、近くの湖へ。
あまり知られてないけど、いいスポットがある！って教えてくれたので、連れて行ってもらいました。

道中も紅葉が綺麗で、背の高い木がいい距離感で並んでて、道路は広くて開放的で、どこを歩いても絵になるし、癒される。

そして湖が見えた！
でも一番いい景色はここじゃないらしい。

もっと森の奥に入っていくと、急に視界が開けました。

写真も綺麗だけど、本物はもっとずっと綺麗だったんです。
湖の岸に座って、いろんなこと喋りながら、日が暮れる時間までここにいました。

そのあと、川沿いに帰った途中の景色も本当に綺麗でした。
お気に入りの写真たちを記念に。

あと、野生のリスも見ました！
日本にいても（森の中の大学だったのに）見たことなかったから、嬉しかったなあ。

オーロラチャレンジ

夜。
夕方に立ち寄ったお土産屋さんで、オーロラツアーみたいなのをやってるのを発見して、急遽参加することにしました！
前の日に自分でも夜に暗いところに行って待ってみたけど、見れず…。

ちょっとでもチャンスが増やせるなら、ということと、
普通だったら100ユーロは超えるけど、80ユーロで参加できて、キャンプファイヤーもできる！
ということで、参加してみました。

結局この日も見ることはできなかったけど、
初めての森の中でのキャンプファイヤー、満天の星空の下で、ソーセージ焼いて食べながらほかの人と喋って。
最高の体験ができました！

今回はオーロラが第一の目的ではなかったから2泊にとどめたけど、1月の絶賛オーロラ！の時期に、リベンジを決定！
今度は友達と、オーロラのために4泊5日！
新年最初の、人生最高の経験になったらいいな。

科学博物館「Arktikum」

最終日は、科学博物館「Arktikum」へ。
ここは、北極圏の歴史や文化を展示している博物館です！

オーロラについて、北極圏の人々や動物の暮らしについて、産業が発達して街になっていった歴史について。
知ろうとしないと知れない様々な北極圏の側面に触れられる、貴重な場所でした。

おまけ（帰りのヘルシンキ）

ロヴァニエミから夜行電車でヘルシンキへ。
朝、日が昇る前に着いて、ヘルシンキの街をぶらぶらお散歩。

一日目に見たヘルシンキとはまた違う、ちょっとずつ動き出していく街の雰囲気が感じられてよかった。

飛行機の時間までしばらくあったので、Fazer Cafeに行ってみました！
ここは、フィンランドの老舗チョコブランド、「Fazer（ファッツェル）」の直営カフェで、いろんなところにありました。

カフェモカを注文して、一息。

観光地をたくさん回るのももちろん楽しいけど、私はそれ以上に、その土地の街並みとか景色を、ゆったり楽しむのが好きなんだな、と実感した1週間でした。
特に今回ゆっくりできたロヴァニエミは、自然豊かで時間も人もゆったりしてて、心の底から行ってよかったし、大好きになった場所。

1月も行くけど、働いてからもまた来たいな、と思えるところに出会えて、とっても嬉しい充実した旅行になりました！

初めての海外to海外の国をまたいだ、1週間の一人旅。
楽しかった！！！！！！

ヨーロッパでいろんな場所に旅行する、が留学の目的でもあったので、それがまた一つ叶いました！
また一か月くらいはカウナスにとどまるので、季節の変わり目を楽しみたいな。

さてさて、2回にわたったフィンランド旅行記もおしまいです。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました！

それではまた次回、iki～！