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なぜ膝の痛みが腕の施術で楽になるの?

こんにちは春名整骨院です!

上の写真は先日ランニングの途中で撮った梅の木です。少しずつ蕾が開いてきていました。

今回は患者さんとの会話の中で疑問に感じられていた事をシェアしたいと思います。

「膝の痛みが腕を動かす治療で楽になるのが不思議やわー」と、当院では あるあるな事なんですが、一般的には理解しにくいことについてです。

以前(春名整骨院 最新情報2022年9月の投稿)に施術を行うのは「痛んでいる所」ではなく、原因である「使わなくて力が出なくなった筋肉」と説明しましたが、もう少し補足したいと思います。

まず、歩く 走る ジャンプする など地面を蹴って行う動作は上半身から下半身に力を伝える事で強い力が出ます。

想像して下さい。腕を振れない様に縛って先程の動作を行うと強く地面を蹴れない、と同時にめちゃくちゃ疲れます。

この様に膝の痛みは、おもに下半身の重心バランスの崩れが原因で起こりますが、首肩凝りなどで上半身が硬くなる事で負担が増えると、それによっても痛みが強くなります。

この場合、膝の治療で下半身の施術を行っても痛みが残る事がよく起こります。この時に上半身の施術を加えると、膝の負担が減ります。

これが痛む所と一見関係無さそうな場所を施術する事で痛みが楽になる理由ですね。

当院では様々な要因に対応した施術で体のバランスを改善しています。

体は決して、首、腰、膝など各パーツが単独で動いているのではなく、全身で上手くバランスを取って助け合って動いているのだ!ということをぜひ知っておいてください。

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