関節って、変形するから痛いの?
こんにちは春名整骨院です
上の写真は元日に箕面の滝まで行った時に撮ったものです。結構たくさんの人が来てましたよ。
今年の年始は元日から激動のスタートでした。
2024年は何の話から始めようかと考えたのですが、患者さんとの会話の中で僕が思った事をシェアしたいと思います。
僕は患者さんに腰でも膝でも痛みの原因として「筋肉のバランスが悪くなって部分的に負担がかかるから」と言っています。
以前、来られた患者さんから「先生、整形でレントゲンを撮った時 軟骨がすり減って関節が変形してるって言われたよ」と報告を受けました。
だから痛いんだ と患者さんは普通思いますよね!
では軟骨がすり減り関節が変形すると痛みが出るのでしょうか?
答えは「必ず痛みが出るとは限りません」です。
僕は整形で働いていた時、たくさんのX線やMRIの画像を見てきましたが、患者さんの痛みの度合いと画像診断が一致しませんでした。
変形が原因で痛みが出るのなら、これが一致しているはずですね。
では、なぜ痛むのでしょうか?
関節は体重や そこに荷物を持った時の重さを支えながら動きます。
それが、体をあまり動かさない、体の使い方が癖とかで偏る、重心バランスが悪い、疲労、などで筋肉に必要以上の負担がかかります。
負担がかかった筋肉は緊張し硬くなるため、関節は緊張している筋肉の方へ引っ張られながら動きます。
それにより関節の重心バランスが益々悪くなって 関節に負担がかかり、さらに筋肉にかかる負担が増して...
このような悪循環に陥り痛みが出ます。
そしてこの結果 関節軟骨は偏ってちびり、関節は変形します。
そうですX線やMRIに写っているのは、結果であり今の状態です!
関節が変形しても、それを支える筋力が勝っている時は痛みは出ません。
それが筋肉にかかる負担が大きくなり限界を超えた時、関節の変形に関係なく痛みは出ます。
痛みは筋肉の負担が原因で出ます!
なので痛みを無くすために、筋肉の負担を減らさなければいけないし、そのために筋肉のバランスを改善する事が大切になります。
筋肉のバランスといっても姿勢が変わるぐらいでなければ、レントゲン写真のように目で見えないのでピンとこないかもしれませんが...
バランスは日常の姿勢や動作の中で徐々に変化するので自分では気付きにくいんですよ。
当院ではこのような筋肉のアンバランスが原因で起こる痛みを改善する施術を行っていますよ。
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