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考えたって仕方ない

小学校3年生の2学期から、不登校になった娘。もうすぐ始まる4年生を前に、月1ペースで通っているカウンセリングルームへ親子で訪れた。

「〇〇ちゃんの心の状態は整ったし、親子の関係も安定しています。なので、今日をもって〇〇ちゃんのカウンセリングは卒業ね」と、カウンセラーの先生に告げられた。

喜ぶべきところなのに、いまいちスッキリしない理由は明確だ。


思いがけない展開

2週間ほど前は、娘に「始業式に学校に行ってみる」という気配があった。

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けれど、いつの間にか気持ちが変わったらしい。

今回のカウンセリング中に「進級しても行かない」と意思表示をしたのだ。別に今までのように登校してほしいとは思っていないのだけれど、予想外の展開に戸惑った。

母の本音

自分でも大人げないと思ってる

きっと、私は心のどこかで期待していたのだ。新学期から娘が登校し、また平日に、誰の断りもなく、一人の時間がもてるようになるかもしれないって。

娘のことを考えているように見えて、結局自分が一番なんだよね。親としてどうなの、私。

「完全に学校へ行かないのであれば、フリースクールなど他の方法を考え始めよう」とか「勉強はともかく、自分から人とつながる力は身に付けてほしいな」とか、わが子について考えることも、もちろんある。

でも一番は、爽快な月曜日を取り戻せないことへの落胆なのかもしれない。

週明けに娘を学校へ送り出して、お昼休憩のときに一人で好きなアニメを1話見るっていう日常が、まだ恋しいのだ。

大人げないなあ。本当に。

まあ、始業式までには時間があるし、明日の気分なんて誰にも分からないのだけれど。

流れに身を任せてみよう

結局、娘にはかなわない

カウンセリング後、星乃珈琲でランチをした。「食べたい」と話していたビーフシチューのオムライスを、幸せそうに頬張る彼女。ひとまずカウンセリングを卒業して、達成感があったのかもしれない。

おまけに、店を出て歩きながら「オムライスめっちゃ美味しかったー!ママ、ごはんのお金払ってくれてありがとうね!」と私に満面の笑みを向けている。

もう、かわいいなあ。いい意味でどうでもよくなっちゃったよ。

人生なるようにしかならないわけだから、考えたって仕方ない。どうやら今私にできるのは、どーんと構えていることだけのようだ。


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