昨日「元夫からのモラハラに気付いたきっかけ」について、以下のnoteを投稿した。

このテーマを選んだ理由は、「自分の過去の経験が、今苦しい思いをしている人の役に立てばいいな」と思ったから。ひとりでもいい。誰かの背中を押してあげられたらいいなって思った。

でも、書いてみたら予想以上にしんどかったんだ。当時元夫に言われたことや自分が感じたことを振り返っているあいだ、私は「あの頃の私」に戻ってしまう。書き終わったあと、何もする気が起こらず、リビングに寝転がって放心状態だった。今まで、いろいろなジャンルの記事を執筆してきたけれど、こんなにエネルギーを消耗したことはなかったはず。

「モラハラ離婚の経験を書くのは無理だ」と思った。もし誰かのためになったとしても、自分の心が暗い場所へ引きずり込まれてしまう。精神衛生上、絶対によくない。

以前だったら、自分より誰かを優先しただろう。でも、今は違う。私の心を守りたい。そう気付けたのは、昨日のnoteのおかげだ。実際真剣に書いてみないと、自分がどんな気持ちになるか分からないもの。

今、私は「自分」の人生を生きようとしている。過去よりも「今」と向き合いたい。noteを書くなら、好きなことや大切なことを言葉で残したい。もう誰かの言いなりになる時代は終わったんだ。あえて自分で引っ張り出して向き合う必要はないはず。

すべてを忘れようとは思わないけれど、心の中の箱にしまって鍵をかけておこうと思う。

あのとき踏ん張ってくれた私のおかげで、今がある。ちゃんと笑えているし、素敵な人たちともたくさん出会えた。もう十分、私は頑張ったよ。ありがとうね。

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