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【つながって届けられた作品】

noteをはじめてからというもの、嬉しいことが続いている。文章を書く。文章を読む。これが叶うだけでも幸せなのに、noteのコンセプトがそのまま体現されているかのような、温かいやり取りを日々目の当たりにしている。

“つくる。つながる。とどける。”

◇◇◇

先日、とある小説に出会い、深い感銘を受けた。

親を想う子の気持ち。子を想う親の気持ち。その両方が物語を通してじわじわと伝わってくる。美しい情景描写。繊細な心理描写。丁寧に描かれた優しい世界観が、読む人の心をそっと包み込む。

あまり詳しく書くとネタバレになってしまうので、紹介はこのくらいにしたい。そして、もしまだ読んでいない方がいるなら、ぜひ読んでみて欲しい。

私にとって小説は、『感じるもの』だ。肌感覚に近いそれは、温度や色合いを味わうことに似ている。文章を通じて感じたそれらは、いかなるときも確実に、私の一部になっていく。

作品のあとがきにも、胸が震えた。

詳しくは本編の後に、こちらを読んでみて欲しい。

幸野さんは、私の子育てエッセイから何らかのインスピレーションを得て今回の小説が出来たとお話してくれた。自分が書いた拙い文章が、誰かの心に残る。誰かの栄養になる。それはとても嬉しいことで、とても幸せなことだ。

毎日葛藤しながら育てている我が子とのあれこれを、これまた葛藤しながら文字に起こす。足したり削ったりしながら、ひとつの記事にする。それを読んでこんなにもたくさんのものを受け取ってもらえていたことが、途方もなく嬉しかった。

私の文章がとどいた。受け取ってくださった方が、素敵な作品をつくられた。それがつながって、私にとどいた。

こんなに幸せなことはないと、心から思った。


幸野つみさん。

素晴らしい作品をありがとうございました!これからも幸野さんの作品を、心から楽しみにしています。



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