見出し画像

新型ウイルスに追いやられた先にも音楽を鳴らす希望を見つけたら


何が起ころうと僕はずーっとわくわくしている。新型コロナウイルスの感染回避のためのワンマン延期は辛かったけれど、YouTube生配信で何かが吹っ切れたような気がした。

初めてのことは好き。そういうことをずっとしていきたい。危機をどう回避するのかっていうのも楽しくなってしまえばこっちのもんだって思った。


岐阜県可児市で毎夏開催される音楽フェス「ROCK FILL JAM」の副委員長 ごとうひろみくん。学生時代から10年くらい通い続けている岐阜県岐南町の愛すべきスタジオ「Mr.Studio」のマスター。そして、昔からずっと僕の音楽活動を名実ともに応援してくれている魚住昌平くん。この3人がいてくれて、初めてYouTube生配信というものがいいクオリティでできたと思っています。

課題はもちろん出たけれど、僕はやってよかったです。観てくれた人が、もちろん観るだけの人も嬉しかったし、リクエストや質問を予めくれたり、リアルタイムでコメントやリクエストをくれたり、初めてのことが1時間に詰まっていて、知らないジェットコースターに乗るみたいな楽しさが溢れていた。

改めて、周りの人に恵まれていると実感しました。本当にありがとう。

初!YouTube生配信番組「生ラモ」!


なんてふざけた名前を付けてやったけれど、それくらい肩の力を抜いて楽しみを醸成することも、今のなんとなく窮屈な感染症騒動においては、悪くないと思ってやりました。

文句を言っても変わらないことばかり。やっぱり闇の中でもいつも光に向かっていたいと思いました。


ごとうひろみくんは、この配信の話を僕が持ちかける数日前に、配信用の機材を高いお金を投資して買ったそうです。それは、こんなときだからこそ、配信が音楽現場の力になれるんじゃないかと思って買った、とのことでした。そこにたまたま僕が相談を持ちかけたのでした。

Mr.Studioのマスターは、ワンマンの延期を決めてから、その日は逆に気楽に何かやってもいいんじゃない?と背中を押してくれて、スタジオを格安で貸してくれて、配信や音響についても全面的に協力してくれました。

魚住昌平くんは、ワンマンの延期が決まってから一早く、なにかやれることがあったらぜひやらしてほしいと声をかけてくれ、当日運営を陰で敏腕に支えてくれました。


改めてここでありがとうと書き記させてください。


生配信ライブなるものが終わったからなのか、季節の空気が変わったからなのか、翌日からはっきりと見える街の景色が変わっていた。

早く。早く次へ向かわないと。春にしずかに食いつぶされてしまうとも思った。このままじゃ心になにも持たぬままないまま、4月に放り出されてしまう、と。


だけれど、今日も今できる音楽との向き合い方を頭で巡らせて、動き出したい。新しい曲もたくさん作れる時間と機会をもらったし、どんな状況になってもなんとでも変わりながらやっていけるという自信ももてたように思います。


無期限の延期にしたリリースツアーファイナル ワンマンは、いつできるのかまだまだ分からないけれど、今その時にできることは幾つだってあるんだと、そして、それを助けてくれる人や応援してくれる人たちもいてくれるのだということを今回の生配信で感じることができました。観てくれた人たち、協力してくれた人たち、本当にありがとう。とても心強かったです。


ライブは、5月も、もっというと6月も7月も決まっています。その頃、どうなっているのかは分からないけれど、世界でパンデミックだと言われようが、小さな1人でも小さなコミュニティレベルでは、この事態を終息に向かわせることはできるのではないかと思っています。

相変わらず、手洗い、うがい、体調管理をして、今日も明日もやっていこうと思います。


これを読んでいるみなさんも、どうかお元気でいてくださいね。

それではまた近いうちにお会いできたら嬉しいです。


※番組はアーカイブが残してあります。興味のある方はご覧くださいね。https://youtu.be/h2wfsvI4Nh4


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?