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自分は自分でしか満たせない

外側の物では満たされない

周りの物や人、知識だけでは、満たされない。
まずは自分を自分で満たすこと。

それには、自分が今何を感じているかをじっくりと見ることや観察することが必要で、人と話している時や仕事をしている時、ご飯を食べている時も、身体がどんな感覚を感じているか、気持ちはどうなっているかを見ている。

イライラしてる? 焦ってる? 今日は集中できているね。
腰が痛い? 肩は凝ってない? そろそろ散歩に行きたいなぁ。
うきうきしている? 美味しい? 苦味がいいなぁ。人参の味が濃いなぁ。

耳を傾けていると、身体や心は沢山の事を教えてくれる。とてもおしゃべりなんだと気がつい板。それを続けていたら、自分が何をしている時間が好きなのか、リラックスしているのか、何を食べている時が一番幸せなのかが徐々に分かってきた。

そして、日常にあるひとつひとつの事を、丁寧き感じていって、違和感があったり嫌な感じがしたら変えていく。

その繰り返しで、自分がどんどん満ちてくる。自分のご機嫌取りが上手になっていく。私は自分のプロフェッショナルを目指しているので、これをこれからも続けていくと思う。続けていると「足りない」という気持ちが減っていって、いつも心のコップが満タンになっているので、最近は、ぼんやりしている時などに「今日も幸せだなぁ」とつぶやくようになった。意識しなくても、自然と幸せが満ちてくる。


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周りを変えようとしたら自分で自分のご機嫌を取る

私が気をつけていることは、自分以外の人や周りの物を変えようとしないこと。

自分以外に不満を持って、それを変えようとしても、
それは自分が自分を大切にしていない現れで、自分が自分に対して手抜きをしているという事だと思う。まず自分が自分を大切に感じていなければ、何をしても足りないという気持ちが湧いてくる。その不満を他人や環境のせいにして、自分からますます目を背けるための理由にしてしまう。これだと、ずっと心のコップは穴が空いたまま。いくら入れても零れていく。

人を責めたりコントロールしようとしている自分に気がついた時は、まずは自分が好きなことをして、自分のご機嫌をとる。
珈琲を丁寧に入れたり、植物に触れたり、昼間にお風呂にゆっくり浸かってみたり、本を読んだり、身体を動かしたり。ここで自分の取り扱い説明書が役に立つ。


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ストレス発散だと思っていることでストレスが溜まっていく

以前から買い物の目的は2種類あると思っている。一時的なストレス発散と長期的に自分を満たすためのもの。

ストレスを発散するためにお金を使うと、一時的には何かを手に入れてすっきりしたような気持ちになるけれど、また別のものが欲しくなる。そして、買ったものを大切にできず、また別の物を買うという繰り返し。お金は減るし、心も満たされないまま。
これが、周りの物に自分を満たしてもらおうとしている典型的なパターン。

だから、私は買い物をする時に、これが手元にあると、自分は嬉しいだろうか?ずっと大切にしたいだろうか?と自分に聞いてみる。そうするとその条件に合う物は以外と少ない。なので、私はウインドウショッピングになる事が多いけれど、それもまた楽しい。

その繰り返しで本当に欲しいもの、自分が大切にしたいと感じる物を自分の周りに揃えていく。

そうすると、自分の家に居るだけでご機嫌になれるので、結果として自分のご機嫌をとる必要がなくなる。とても効率的。

身の回りに好きな物があるだけで幸せになる暮らし。私が大切にしている事のひとつです。

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