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なるべく上等な劣等感日記

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誰も劣等感を脱ぎ捨てることはできない。人生はけっして素晴らしいものではないが、どうせ生き続けなければならないのなら、なるべく上等な劣等感を身につけた方がいい。 ──吉行淳之介
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#酒

酒を飲んで、心の平衡を取る。

吉行淳之介のエッセイで、昨晩は痛飲したので午前中は使い物にならず、夕方あたりからようやく体が整っていった、という一節があったはずだけれど、まさにそんな一日。

酒にまつわる書き物はあれこれあるものだけど、これも吉行淳之介の小説で、たしか『薔薇販売人』か『娼婦の部屋』に、酒を飲むことで不安定だった心の平衡が取れた、と表現される一文がある。これがぼくは結構好きで、そりゃ思い過ごしっていうか酒飲んでハイ

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