文法を学ぶのが先か?とにかく話すのが先か?言語習得のやり方について。

最近大学のときにやっていたドイツ語をもう一度人生に復活させたい!と思い、ドイツ語を勉強しているのだが、すごく楽しい。言語習得にとって、なんていい時代なんだ、今は。

そもそも、ネイティブがいないと話す練習ができない!なんて問題も現代にはないだ。だって、Siriちゃんがいるじゃない!!ということに気が付いてしまってから、もうSiriちゃんを乱用中だ。通じたときの楽しさといったらもうヒャッホウ!だ。

英語に関していえば、私は一応大人になってから、英語、とくに会話の英語をちゃんと勉強した口で、もちろん留学とかしたのも17歳以降なので、いわゆる帰国子女とは違う。が、一応英語は仕事で使うし、どの国の人とも英語でならコミュニケーションとビジネスは難なくできるレベルではある。自慢とかではなくて、別に帰国子女でなくなって、そのくらいは誰しもできるようになると思う。言葉なんて人間の創造物なんだし。

私は言語というものが果てしなく好きだ。

学問として面白いと思うし、他の言語をしゃべるのって、自分に違うOSをインストールしているみたいで、楽しい。なので学ぶのも楽しいし、聞くのはもちろん、話すのはもっと楽しい。下手でもいいから、私と話して!褒めて!ハアハア!っていうスタンスなので、うまくなってから話す、みたいなメンタルの人が理解できない。単に下手の横好きなのでは、というつっこみはやめて頂きたい。

そんな言語マニアなので、他人の言語習得方法にすっごく興味がある。

文法なんて後でもいいから、とにかく話せ!派もいれば、とにかく文法!派もいて、いろんなアプローチがあると思う。

私は先ほどの早く話したい!ハアハア、というメンタルと少し矛盾するかもしれないが、どちらかというと、文法と読み、から入る派だ。

やはりこの辺が帰国子女とかと違うのかもしれないし、自分が視覚的な人間か、聴覚的な人間かにもよるんだろうけども、私の場合は聞いているだけではナチュラルに話せるようにはならないみたいだ。視覚的な人間なので、第二外国語を話すときは、自分の中で作文して、その文字を読み上げる。どんなにスピードが速くなろうと、この作業を脳内でしている気がする。字として見れなければ話せない、というやつだ。なので、文法を先にかっちりやって、文の組み立てをして、その組み立てた建物(=文)を脳の中で見ながらしゃべるのが私の場合のやり方だ。なので、私にとって言語習得の根幹は書いてある文字を読むことなのだ。

だからだろうけども、英語でも読み、を怠っていると、いつのまにか言語能力が落ちていることがままある。でもこれはあくまで私の場合だ。

私の体験的主観だけども、音楽家には言語能力が高い人が多い気がする。なので、やはり聴覚的なやり方で言語を学び、使う人もいるんだと思う。そういう人はどうやって言語習得するんだろう?すごく興味深い。耳から覚えるタイプの人間は、読む、ということにあまき重きをおかなくてもいいんだろうか?

うーん、おもろい。ぜひ、いろんな人の言語習得方法を知りたいものだ。

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