人気の記事一覧

いのちはおいくら?

石牟礼道子「苦海浄土」を読み終えた。 私が生まれる前後のことであるが、深く理解をしていなかった。 著者を通して描かれる患者とその家族の有様を知ると共に、今も変わらぬこの国の体質に滅入るばかりだ。 原発事故の対応もコロナ対策、オリンピックの強硬開催にも同じものを感じられてならない。