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土曜絵画『闇夜照らす月波紋』

4年前

君の視線を感じてた。でも、気付かない振りをしていた。怖かったから。君がまた辛い思いをしてしまう気がして。遠い遠い昔を思い出して不安にかられてしまうんじゃないかって。今生ではあり得ないことなのに…。それでも、思い出して辛い思いを思い出して君が泣くんじゃないかって思ってしまうんだ…。

4年前

『恋(おも)いても…』

4年前

あなたは僕に看取られて、幸せそうに笑って目を閉じたね。でもね、僕はこんなこと望んでなかったよ。僕はあなたの冷たくなった手を握り独り呟く。「祈ってた。まだ一緒にいられます様にって。願ってた、あなたの笑顔を守れます様にって。ね、神様なんていないんだね…。」神様なんてさ…いないんだね。

4年前

「逝かないよ 約束したから…」貴方は微笑む。悲しげな光をその瞳に宿して。約束…。そう。私が貴方に無理矢理させた約束。死しても、私の傍から離れないでと。貴方が優しいのを知っていて私が貴方を縛っている。私の呪縛から逃れられない優しい貴方。その瞳の光を知っていても私は貴方を縛り続ける。

4年前

『もしも僕が狂ったら…』 もしも僕が狂ったら君の手で殺して…。 君に何をするかわからないから。 君にひどいことをして生きていけないから…。 だから、僕が狂ったら君の手で殺して…。

4年前

燦々と輝く君に淡く輝くあの人が嫉妬している。闇の中で淡く輝くあの人は、燦々と輝く君を覆い尽くしてしまいたいと願うけれど、それは出来ないことを知る。淡く輝くあの人の子が燦々と輝く君に近付いたために燃えてしまったから。淡く輝くあの人は燦々と輝く君の陰になり淡い光で闇を照してる。

5年前

『京言葉?~報われなくても~』(掛け合い台詞)

4年前

あなたは…あなたは誰ですか?あなたはあなたでしかありません。誰にもなれません。あなたはあなたでしかないのです。でも、何かを生み出すことも、何かを成し遂げることはできます。あなたがあなたで在ることをあきらめなければ。あなたはあなたでしかないのです。あなたで在ることを忘れないでいて。

5年前

『どうか、ゆっくりと…』

4年前

君は何処に居るの?君は僕を探してくれているの?僕を思ってくれているの?早く逢いたい。長い輪廻を繰返した。魂の繋がりを信じて。君だけを思って。君だけを探して。何処に居るの?見つけ出すよ…僕のファム・ファタル…。

5年前

子守り唄

4年前

「ねぇ、いつもみたいに笑ってよ…」彼に言われて笑おうと微笑んでみせたつもりだった。「笑ってくれないの?なんで?」違う私は貴方に笑いかけてる。ほら、ちゃんと見て微笑んでいるでしょ?彼は無言で私に手鏡を渡す。私は鏡の中の自分に笑いかける。でも思いとは違い鏡の中の私は微笑んでいなかった

5年前

薄桜鬼短編『ある日の事』

4年前

『君と僕の覚悟』

4年前

『ねぇ…』

5年前

『この胸の痛みも…』

5年前

「怖いか?」貴方と地獄に堕ちると決めた。そんな私に貴方は訪ねる。「怖くないわ。」貴方の瞳を見つめて言う。真っ直ぐに愛しい貴方の瞳を見据えて。「そうか…分かった。」怖いのは貴方ではないの?覚悟が揺らいでる。「私は、全てをすてて貴方を選ぶわ。貴方は…ッン…」深い口付け。それが貴方の…

5年前

『約束』

5年前

僕たちの始まりは何処だった?寧ろ、始まってもいなかったのではないだろうか。気がつけば側にいて気がつけばいつも一緒だった。言うべきことも言わず。ただ一緒にいただけではなかったか?始まりもしていないのに、気がつけば、終りというものがきていた。僕たちに果して終りは存在して良いのだろうか

5年前