ケイシーマスグレイヴス

音楽世迷い言(仮) その18 HIGH HOURSE(18)/KACEY MUSGRAVES テン年代の傑作登場!進化したカントリーミュージック

2019年グラミー賞で最優秀アルバム賞を受賞した「GOLDEN HOUR」で一気にその名前が世界的になったケイシーマスグレイヴス。

カントリーミュージックの新時代シンガーとして徐々に頭角をあらわしていたが、ここにきてついに、それもグラミー主要部門の受賞ということでスターの仲間入り。劇的な受賞の瞬間とスピーチが最高なので知らない人は是非一度チェックを。

ケイシーの音楽の魅力は、90年代のシャナイ

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歌は冒険

声のことをちゃんと考え始めた最初は22歳の時で、それまでは「音楽は気持ちだ、理屈じゃない」そんな思いだけで、歌っていました。
 いつからか、人前で歌うことで評価されたり、歌を生業にしたいと考えたりしながら、次第に人生という足音が大きくなり始めると、結果の出ない自分自身に疑問を抱くようになり、その原因を探し始めるようになりました。

 そもそものルックスやカリスマ性とかはさておき、機をてらった宣伝方

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はじめに

はじめに
 
 歌い続けて20年。 

 いつの時代も自分の歌声に対して「何かが違う」そう思っていました。でもそれは「生まれ持った声なのだからどうしようもないこと」そう思い、歌いたい響きで歌えていない自分の無念さに蓋をし続けてきました。

 レコーディングでは、それこそ何十テイクも歌を取り、納得のいく響きを追求しました。その中で最良のものを選び作品にしてきたのですが、納得いくテイクは本当にわずかで

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ケイシー・マスグレイヴス

おそらく去年、一番聴いたであろうアルバムがケイシー・マスグレイヴスの「ゴールデン・アワー」です。

かつてグラミー賞の最優秀新人賞に選ばれ、アルバムも全て米ビルボード・カントリー・アルバム・チャートNo.1になっているほど海外では有名なカントリーの歌姫らしいのですが、恥ずかしながら僕はこのサード・アルバムで初めて彼女の音楽を知りました。

根っこの部分ではやはりカントリーだと思いますが、どうやらこ

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