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ハヤカワ演劇文庫の新刊『松田正隆Ⅰ』宇野邦一氏による解説を特別公開

アーサー・ミラーの『セールスマンの死』を読んだ。 いつ振りだろうか? ひとりのセールスマンが自死を選ぶまでの過程を丁寧に、発表当時はまだ早かったカットバックを混ぜながら描く。 ただのひとりのセールスマンであり、それでもプライドを持って生きてきた男が、家庭に社会に過去に潰される。

ある時、ハヤカワ演劇文庫(現在50冊刊行)をほぼ全巻揃えた。 権利の関係なのか若干偏りはあるものの、演劇史の節目の戯曲読むなら手っ取り早い。 岸田國士とアーサー・ミラー、トム・ストッパードが読めるのは嬉しい。 清水邦夫とオリザさんだけが入手出来ない。 古本屋、足下を見るな!

2021年ブックレビュー『トロイ戦争は起こらない』(ジャン・ジロドゥ著)