ポールグリーングラス

ボーン・アルティメイタム

ボーンがマリーを殺した暗殺者への報復を果たし、
モスクワに渡った6週間後、イギリスの新聞記者サイモン・ロスが、
「トレッドストーン作戦」の情報とそれによって生み出された
暗殺者・ボーンの存在を突き止め、世間に暴露しようと試みる。

新聞の一面に自身の顔写真を見たボーンは、
自分の過去の情報を持っていると思われるロスとの接触を試みようとする。
ロスはスペイン・マドリードのCIA支局長となっていた

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【第606回】『ジェイソン・ボーン』(ポール・グリーングラス/2016)

『ボーン・アイデンティティ』から14年、『ボーン・アルティメイタム』から数えても9年、『ジェイソン・ボーン』新シリーズの記念すべき第1章。ユニバーサル側は当初、旧3部作を『ボーン・アルティメイタム』で結び、グリーングラスと新シリーズの交渉を開始するが、交渉は決裂。ドル箱コンテンツを利用しない手はない会社側は、苦肉の策でジェイソン・ボーンとは別の新シリーズとして、トニー・ギルロイ×ジェレミー・レナー

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【第605回】『ボーン・アルティメイタム』(ポール・グリーングラス/2007)

ロシア・モスクワ、警察隊に追われ列車に逃げ込んだジェイソン・ボーン(マット・デイモン)は追っ手の追跡を辛くも逃がれ、キエフ駅を出て再び地下に身を隠す。偏頭痛に見舞われ、薬が手放せない男は贖罪の気持ちに駆られ、自らの傭兵としてのポテンシャルに苦悩し、もはや誰一人殺したくないという思いを貫く。時折彼の脳裏を掠める記憶の断片、どこかの施設に監禁され、頭から真っ黒な布を被らされて、拷問を受ける自分の姿。い

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【第604回】『ボーン・スプレマシー』(ポール・グリーングラス/2004)

『ボーン・アイデンティティ』におけるコンクリンへの警告から2年後、フランスの陸の孤島で幸せに暮らしていたはずのジェイソン・ボーン(マット・デイモン)とマリー・クルーツ(フランカ・ポテンテ)は、インドのゴアに身を潜めていた。様々な記憶の断片がフラッシュバックする悪い夢を見たジェイソンは脂汗をかきながら飛び起きる。アレクサンダー・コンクリン(クリス・クーパー)の「これは訓練ではない、わかっているな」と

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