ライトノベル業界

「最高」ばかりじゃ調和はつくれない。

今書いてる原稿が下り坂に入ったせいか、趣味アカウントのほうでゲロゲロと呟いたまとめ。

 たまたま、名物編集者である三木一馬氏のツイートを読んで思ったこと。
 https://twitter.com/km_straightedge/status/1093691994516254722

 そのために会社作ったんだろ。
 それでやりたいことできてなかったら本末転倒。

 だけど一緒に仕事してくれる編

もっとみる

一介のライトノベル作家から見るライトノベルイラストが出来るまで(あと愛)

数日前、「昔勇者で今は骨4」の表紙イラストが来た。白狼先生は本当に渾身の表紙を描いてきてくれる。これだけの人数のキャラが、背景と共に全力の書き込みで叩き込まれている表紙はかなり目立つ。(版元ドットコムより)

幸せ。

 それであまりの素晴らしさに悶えるのがまあいつものことなんだけど、この心境をどれだけの人が知っているのだろう、とふと思った。
 ところで、夏の頃にこういうことを言ったら小さくバズっ

もっとみる

ラノベが打ち切りになる寸前、作家が「助けて!」と呟くことの是非

どうも、波摘です。

先日、Twitterを見ていたところ、

『ラノベが打ち切りになりそうな時、「売れないと打ち切りになるので買ってください!」と作家自身が呟いているのをたびたび見かけるけど、それって、自らネガティブキャンペーンしてるだけじゃない?』

というような内容の呟きをしているシナリオライターの方がいて、僕はそれをRTし、少し過剰に反応してしまいました。

そのこと自体は、頭を冷やした自

もっとみる

作家として、自分ができること

初めまして、波摘(なみつみ)と申します。

普段はライトノベルを中心に、マンガ原作やノベライズ、スマホ向けゲームシナリオなどを書いている人間です。

初めての記事ということで、僕が作家としてなぜ、noteを始めたのかというお話をしたいと思います。それには出版業界(主にライトノベル業界)の現状が関わってきます。

目次
1. 作家としての自分を発信する場所を探していた
2. 他者から「認知」されるこ

もっとみる

印象的なタイトルとは

印象に残るタイトルとはなんでしょう。
以前、タイトルの付け方という記事で少し触れましたが、もう少し深堀りしてみます。

本題

上の記事でも触れていますが、重要なのは語呂と謎だと考えています。

まずは語呂について。
こちらは以前の記事でも触れたように、口に出したくなるリズムが良いと思います。

「逃げるは恥だが役に立つ」「夜は短し歩けよ乙女」などはテンポが良いですよね。
テンポが良いとはつまり覚

もっとみる

ログラインを書けますか?

「で、どんな作品なの?」

そう問われたとき、あなたは自分の作品を一言で説明できるでしょうか。
とにかく選択肢の多すぎる現代において、一言で説明できるというのは大きなアドバンテージです。

逆に「どんな作品なの?」の質問にまごつくようでは自分自身の作品を理解していないと思われても仕方ありません。

作品を一言で説明する文章を「ログライン」または「ワンライン」と呼びます。
ログラインは元々映画脚本の

もっとみる

一般小説とラノベの未来

ライトノベルがひとつのジャンルとして確立してから久しいですね。
僕自身はあまり読まないんですが、その人気の秘密は気になるところです。

逆に、一般小説は読まれなくなってきている印象があります。
その差はどこでついているのでしょうか。

結果、消費の手軽さが肝なのではないかと思い至りました。

本題

一般的なライトノベルの特徴として、描写が少なく会話が多いという点が挙げられます。

とにかく場面を

もっとみる

一回倒れたラノベ作家がアンデッドっぽく起き上がるまで

(作者より)ええと、これから語ることは、自分語りのようなものだ。十年以上ライトノベル市場から離れていた人間が、どうやって細々とはいえ戻ってきたのか、という話だ。
 何かの足しになるかは疑わしい。ただ、消える作家は今も昔も多い。これを書いている自分とて、また消える可能性は大いにある。でも、誰かの参考にでもなればいーかな、と思って書こうと思った次第だ。

——では、はじまりはじまり。

 2004年の

もっとみる