一言読書感想文

書いてみる

人気の記事一覧

本日の「読了」

1か月前

池上彰 著 高校生からわかるイスラム世界 宗教にも政治にも疎い私でも、すんなり読めた。完全には理解できていないけど、イスラム教だけでなく、ユダヤ教、キリスト教についても書かれているので、このあたりの宗教のことを知るきっかけとして、良いかと思う。

プラユキ・ナラテボー、篠浦伸禎 著 脳と瞑想 タイの上座部仏教僧侶と、脳外科医との対談本。瞑想が具体的に脳にどんな作用を及ぼすのか、瞑想によって人間の心がどう変わるのかがよくわかる。ここまで詳しく解説した本に、今までなかなか出会わなかったので、すごい参考になった。

若林理砂 著 働く人のための養生訓 天候に影響されて体調が悪くなる人にはすごい参考になりそうな本。ペットボトル温灸のやり方も詳細に書かれている。わたしはそこまで天気に左右されるタイプではないが、第五章「自分の中庸を知る」から先は、多分どんな人にも参考になると思う。

ふじいかつのり 著 えほん 障害者権利条約 基本的なところを、簡単に理解できます。最後のほうには、詳しく知りたい人のための解説や年表もついています。条約とか難しくて条文読む気にもならないわたしでも、すんなりと頭に入ってきます。色々調べながら繰り返し読みたい本。

群ようこ 著 毛糸に恋した 編み物への愛が詰まった1冊。写真もあり、「こんなふうに考えながら作っているんだな」というのもわかって楽しい。人それぞれ、自分のやり方やこだわりがあることもわかって、正解なんてないんだな、って思った。

岡田尊司 著 パーソナリティ障害がわかる本 パーソナリティ障害の各タイプについての説明など、基本的なところをわかりやすく書いている。読んで思ったが、発達の問題、愛着の問題、パーソナリティの問題、そしてトラウマの問題なんかは全部なんかどっかで繋がっているような気がしてならない。

滝沢秀一 著 ゴミ清掃芸人の働き方解釈 芸人とゴミ清掃というダブルワークをしている著者の考え方は、なんとなくわたしと近い部分があるなあ、なんて思ってみた。 それにしても、人間関係がわるくない仕事というのがなんか羨ましい。結局続くかどうかってまずそこ、な気はする。

松本猛 著 いわさきちひろ 子どもへの愛に生きて 画家いわさきちひろの生涯について、その生い立ちからとても詳しく書かれている本。ほんわかとした優しい子どもの絵からは、優しく繊細な印象しかなかったが、それだけでなく、すごく強い精神の持ち主だと思った。すごく驚いた。

宮沢孝幸 著 ウイルス学者の責任 ウイルス学者として、また獣医師として、いまの日本の問題についてどのように考えているかというのがよくわかった。個人的に著者の組織論、人の育て方にはおおいに共感した。こういう上司のもとで働けたら幸せだ。

群ようこ 著 かるい生活 前半は猫との暮らしぶりの描写が面白く、するすると読めた。中盤は体調の変化に関する話だったり物の整理の話だったり。こちらも興味深く読めた。最後は親子関係の話。著者の家族関係についての話がなかなかに衝撃だった。

吉田昌生 著 ねるヨガ 私は身体が硬すぎてヨガのポーズは全くできないですが、呼吸や瞑想、マインドフルネスについての話の部分はわかりやすくて勉強になる。

枡野俊明 著 禅の作法に学ぶ美しい働き方とゆたかな人生 この著者の本は数冊読んだことがあるが、どれもわかりやすく、すっと言葉が入ってくる。この中から少しずつでも、今後の仕事人生に取り入れて生かしていきたいと思う。

宮沢孝幸 著 京大おどろきのウイルス学講義 ウイルスは悪、だけじゃなく、悪さをしないのも色々いて生物の進化にも関わっていたなんて、ほんとにおどろきのウイルス学。目からうろこ。

森田療法についての本を2冊ほど読み終えた。「あるがまま」とは、どういうことかがなんとなくわかったように思う。 森田療法の考え方のなかに、発達障害にも応用できる点はなにかないか、と考えている。

坂口恭平 著 TOKYO一坪遺産 タイトルからはもっと図や写真の多いものを想像してたけど、意外に文章多い。が、空間の捉え方、発想の豊かさ、既存の枠にとらわれない生き方が、大変読みやすく描かれている。発想力、空間認知能力の乏しい私は、そのアイデア、行動力にただただ、脱帽。

坂口安吾 著 精神病覚え書 私も実は同じことを思っている。精神疾患を抱えた人のほうが、実はマトモなのではないか、と。 ちなみに知識のない私はこの作品にでてくる「小平」の意味がわからなかった。「小平事件」というものが昔あり、その犯人の名前であることを読み終えてから知った。

河合隼雄 著 子どもの宇宙 子どもの心のなかはまさに「宇宙」のように広く、深いんだなあと気づかされた。子どもが他者、動物とのかかわりを通して成長していく過程も興味深い。子どもと接するときには、無限の可能性を秘めている子どもの心を大事にしたいと思った。

ケルマデック 著 あらゆる人生に奇跡を起こす不思議な物語 超常戦士ケルマデック この著者の本は過去にも2冊ほど読みましたが、不思議な体験が色々と書いてあるので面白いです。なんだか自分も、意識のもちかたひとつで、不思議体験ができそうなきがしてしまうのです。

池田清彦 著 この世はウソでできている 世の中のしくみについて、国の言うことをうのみにするではなく、かといってこの著者の意見を絶対正しいとして信じるでもなく、自分でも調べ、考えることが大事と思わせてくれた本。広く色々情報を集めて考える事をこころがけたい。