創作教室

エッセイ 私の小説の書き方61 講評をいただいたあとの私の小説の書き方。どう変わったのか? 嘘を書かないこと。

☆写真は私のバルコニーから見えるカナディアンロッキー。やっと雪がなくなった。

長編を書き進めている。四百字詰原稿用紙100ページから150ページを目指している。プロットを先にきっちり作りたかったのだが、どうしてもそれができなくて、ごく簡単なストーリーだけノート1枚に作って、いきなり書き始めた。

50ページほど書いた。上手くストーリーはできていると思う。整合性はないけど、魅力はあると思う。
今ま

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【通信講座】 短編小説「そこまで寂しいわけじゃないし」 質疑応答②

千本松由季

長編を書きたいのですが、ストーリーができません。
以前試してみたのですが、私は一人称の以外の作品が書けません。主人公イコール自分になってしまいます。
講評を読みますと、私がさらに主人公になり切る必要があるようです。
主人公の生きて行く辛さが、長編になると更に積み重なって、自分も苦しくなって、一緒に号泣してしまいます。
私は若い人に向けて、大袈裟ですが、人生の希望を与えられるような作品

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【通信講座】 短編小説「そこまで寂しいわけじゃないし」 質疑応答①

千本松由季

今一番アドバイスをお願いしたい点についてお話します。小説で生計を立てるのが目標ですが、このまま量産だけしているのが不安です。内容が似てしまう傾向があり、(中二病、メンタル疾患、セクシュアリティー、実存主義的問題、等)読者に飽きられないようにするために、どうすればより魅力的になるのかな、と模索中です。

川光 俊哉 Toshiya Kawamitsu

メールにあったお悩みの点について

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エッセイ 私の小説の書き方59 作品講評、質疑応答編。創作のプロに質問してみた結果。

創作教室をなさっている作家の川光俊哉さんに、私の掌編小説『そこまで寂しいわけじゃないし』の講評をしていただきました。
今回は、作品に関する、質疑応答の記録です。

(質問)
今一番アドバイスをお願いしたい点についてお話します。小説で生計を立てるのが目標ですが、このまま量産だけしているのが不安です。内容が似てしまう傾向があり、(中二病、メンタル疾患、セクシュアリティー、実存主義的問題、等)読者に飽き

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【通信講座】 「Number」 講評

作者はエンターテインメントにおける定型(類型ではない)を
意識しながら、具体的な構成の把握にまで達していないため
気持ちは分かるものの空振りに終わっている部分がとても目につきます。

「どういうことでしょうか?」
唐突にその人物はやって来て、唐突な依頼を申し出てきたのだ。依頼の内容がイマイチ飲み込みきれすに目を白黒させていると父である小野毛人が間に入った。
「大臣、恐れ多いながら申し上げさせていた

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エッセイ 私の小説の書き方58 思い切ってプロの方に、私の小説の講評をお願いした結果。

最近、人の作品を読んで、ああ、こうすればいいんだけどな、という残念な部分がとてもよく分かるようになってきました。しかし、自分の小説は、いいんだかなんなんだか、さっぱり見当がつきません。似たような作品を、量産ばっかりしているような気がして不安に陥り、思い余って、私が以前からnoteで作品を読ませていただいていた、作家の川光俊哉さんに新作の講評をお願いしました。

プロの方にお願いするなんて、身の程知

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【通信講座】 短編小説「そこまで寂しいわけじゃないし」 講評

一読、とても良質な短編小説だと思いました。
作者は独自の文体、作風、イメージの体系をはっきりと作品に表現しています。
「色彩と光」、「涙」、「子供」の主題がからみあい、
うつくしく共鳴しながら調和している点、とてもセンスを感じます。
身も蓋もない言い方をすれば、私の好きな作風です。
講評、アドバイスというより
すでに完成された作品への批評か、単なる感想になるかもしれません。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

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【創作教室 43】

昨日 7/23、個人面談で
脚本のアドバイスをしていました。
書きはじめられない、書いたけれど
これでいいのか分からない、その他
どのような悩みでも気軽にご相談ください。

(2018年7月23日)

【通信講座】 小説「破片」 質疑応答②

kobayakawa noriko

川光先生。
最後まで読んで頂きまして本当にありがとうございました。
冷や汗がとまりません。これほどご指導いただいたのは就職一年目以来かもしれません。

①『私がこの作品でもっとも、そして唯一
興味があるのはトウコです。
第二回であれほど魅力的に描かれたトウコが
ミステリー的趣向の小道具のひとつにすぎなかったというのは
本当に残念で、かなしくなります。
もっとト

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【通信講座】 小説「破片」 講評②

この作品のなかで最高の芸術的達成を示しているのは
まちがいなく第二回「トウコと千代」です。
今村夏子『こちらあみ子』のようなテイストを志向しているのだと思い、
かなりの水準で実現しているとも感じましたが
全編を通読して
主要なプロットがミステリー的趣向だったということにおどろきました。
(『こちらあみ子』未読でしたらぜひ読んでみてください)
 
描写の濃淡、文体の完成度、
キャラクターのリアリティ

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