国分拓

昨年面白かった本

2018年は本を100冊ちょうど読みました。今年はもう少し沢山読めるといいな、と思っていますが、どちらかというと集中力を研ぎ澄まして、きちんとテキストを読み取り味わう読書を目指した方がいいような気もしています。

舞台「豊饒の海」を見る前に三島由紀夫『春の雪』『奔馬』を再読(『暁の寺』『天人五衰』もこれから読みたい)、舞台「メタルマクベス」disc1を見たら、あ、原作当たっておくべきだった、とdi

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読んで下さってありがとう♪♪♪
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『ノモレ』に感じるイタコ文学のニューウェーブ

フィクションとノンフィクションの“あわい”はどこにあろうのだろうか。そのあわいは、嘘と誠をかぎるものではない。それは何が真実かという問いそのものであり、そのあわいにこそイタコ文学は揺曳する。

2018年6月、イタコ文学の新たな傑作『ノモレ』が上梓された。イタコ文学は決して有り触れていない。というより、イタコ文学の金字塔である一つの作品のことしか、私は今思い出すことができない。今年の2月に亡くなっ

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NHK「大アマゾン最後の秘境 第2集」を見た

キー叩き始めたら140字オーバーしたのでnote上で開き直る。

あちこちから評判が聞こえるから、NHK「大アマゾン 最後の秘境 第2集:ガリンペイロ 黄金を求める男たち」を観た。
ドキュメンタリーに不可欠と思わがちな起承転結が付加されてないのが良い。そのようなストーリーを組み上げなくても、ガリンペイロ達の生き様=取材班がとらえた彼らの生(せい)の断片は、見入ったり感じ入ったりする深度があったし、

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