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連載小説 Catopia6

吾輩はご主人の手と、格闘するのである。

吾輩のキャットタワーを、新しく買い換えてほしいのである。

吾輩のお仕事は、自宅警備(ニャルソック)である。

吾輩はときどき、ビニール袋をベロベロするのである。

吾輩のご主人は、昼夜逆転である。

吾輩は猫ではあるが、猫というものを見たことがないのである。

吾輩のご主人は、筋金入りの寂しがり屋なのである……。

ご主人に新しい、猫じゃらしを出してもらえたのである。

吾輩の大晦日は、ご主人の背中で過ごすのである。

吾輩のご主人は日課のジョギングを辞めてしまったのである。

ご主人には悪いが、正直〝歯みがきおやつ〟の味は、吾輩の口には合わないのである。

吾輩のご主人は大谷翔平がドジャースに移籍したことを、年が明けるまで知らなかったのである。

猫には珍しいかもしれないが、吾輩は閉所恐怖症なのである!!

吾輩はお風呂が、大っ嫌いである。

このキッチンの床の傷は、吾輩が犯人である……。

新年を迎えても、吾輩はいつも通りである。

こう見えて、吾輩はかまってちゃんである。

吾輩のご主人は、いつも難しい顔をしているのである。

吾輩は掃除機が怖いのである。