嗣永 シュウジ

誕生日は坂本龍馬と一緒で1月3日です。 ライフワークとして主に純文学の小説を書いており…

嗣永 シュウジ

誕生日は坂本龍馬と一緒で1月3日です。 ライフワークとして主に純文学の小説を書いております。 小説の投稿日は毎週火曜日とさせて頂きます。 猫視点の日常を描いた日記も投稿しておりますので、どちらもお暇な時間に読んで頂けると嬉しいです。

マガジン

  • 吾輩は猫である。

    吾輩は猫である。 名前はまだない……。(ナイショである) どこで生まれたのか、福岡の春日市付近ということは、なんとなくは聞いているが、正確な場所までは判らない。ご主人の話によると、どうやら段ボールに入れられて、どこぞの雑貨屋の店先に捨てられていたらしいのだが、店先でミャーミャー泣いていた吾輩を、その店のオーナーである婦人が拾ってくれ、今のご主人が引きとってくれたのが、吾輩とご主人との出逢いである。 そして、この日記は、そんなご主人と吾輩の日常を記したものである。

  • 『イタい女』

    ある日、職場の飲み会で事件が起こる。ストーカー被害に遭っていた浅野(男)が、加害者のメンヘラ女に対して、ブチギレる場面から物語は始まる。真相を知らない周りの同僚たちは、とつぜんの彼の変貌ぶりに、何が起きたのか判らず騒然としていた。

  • 嗣永の独り言・嗣永家の日常 〜妻とボクと、時々、ネコ〜

    嗣永家の日常や、身の回りの出来事、ちょっとした気づきなんかを、つらつらと書いていきたいと思います。

  • 『蝶々と灰色のやらかい悪魔』

    デリヘルで働きながら、自分の夢を叶えようと奮闘しながら、恋愛を交えた一人の少女の日常を描いた作品です。この作品はぼくにとって、初の長編小説で、デリヘルで働くとある女性に実際に取材をして、1年半ほどかけて書き上げました。実際に執筆したのは数年前のことになりますが、ぼくにとって処女作であり代表作なので、ご一読して頂けるとうれしい限りです。

  • 人間将棋の指し方

    相手の行動パターンを読み解き、心理テクニックを駆使することで、相手を思いのままに動かすテクニックを、note内の記事にてお教えします。その場の相関的な人間関係や、周囲の人たちの人となりや行動パターンなどが判れば、もっと高度な状況操作や、未来誘導などのノウハウをアドバイスすることもできます。今のところ個人相談は考えておりませんが、コメント欄にて詳しい状況などご記入頂ければ、それに合わせた記事を、今後、執筆していこうと思っております。

最近の記事

  • 固定された記事

『蝶々と灰色のやらかい悪魔』 1

 その男性は、いつも寂しそうな目でわたしを迎える。  それは初めて出逢った日から同じで、たぶん、今日も、まるで別れ際のような寂しい目で、わたしを迎え入れるんだと思う。  ホテルの薄暗い廊下を進み、指定されていた部屋のドアの前に立つと、のぞき窓もインターホンもないドアをノックし、彼が出てくるのを待った。数秒後、扉越しに人の動く気配があり、ドアがゆっくりと開く。  扉が開くなり、「会いたかったよ……」と、やはりその男性は、寂しげな表情でわたしを迎え入れた。 「お待たせしま

    • 取り急ぎ報告です。 フォークリフトの免許取れました!!! 後輪のハンドル操作なのが、なかなか慣れませんでしたが、時間いっぱい教習所で練習させてもらって、ギリギリ仕事で使い物になる程度には、なんとかなったのではないかと思います。

      • フォークリフトの講師が狩猟を趣味でやってる人で、プライベートで鹿や猪を狩ってるらしいのです。首元から血を流して死んでいく動物を動画で見せられたのですが、ふだんペットを飼ってる身としては、その動画を見せられて、冷静ではいられませんでした。正直、もっと生きられたのにって思いました……

        • 中間報告(#^.^#) フォークリフトの免許、明日で最終日!!! 今日は試験のコースを8分台で回れたので、ミスさえなければ、とりあえず合格ラインなので、少しでもタイムが縮められるように頑張りたいです!!! 学科試験は楽勝だったのですが、やっぱり車の運転とは一味違いますね……。

        • 固定された記事

        『蝶々と灰色のやらかい悪魔』 1

        • 取り急ぎ報告です。 フォークリフトの免許取れました!!! 後輪のハンドル操作なのが、なかなか慣れませんでしたが、時間いっぱい教習所で練習させてもらって、ギリギリ仕事で使い物になる程度には、なんとかなったのではないかと思います。

        • フォークリフトの講師が狩猟を趣味でやってる人で、プライベートで鹿や猪を狩ってるらしいのです。首元から血を流して死んでいく動物を動画で見せられたのですが、ふだんペットを飼ってる身としては、その動画を見せられて、冷静ではいられませんでした。正直、もっと生きられたのにって思いました……

        • 中間報告(#^.^#) フォークリフトの免許、明日で最終日!!! 今日は試験のコースを8分台で回れたので、ミスさえなければ、とりあえず合格ラインなので、少しでもタイムが縮められるように頑張りたいです!!! 学科試験は楽勝だったのですが、やっぱり車の運転とは一味違いますね……。

        マガジン

        • 吾輩は猫である。
          69本
        • 『イタい女』
          7本
        • 嗣永の独り言・嗣永家の日常 〜妻とボクと、時々、ネコ〜
          37本
        • 『蝶々と灰色のやらかい悪魔』
          46本
        • 人間将棋の指し方
          4本
        • 『翠』
          34本

        記事

          なんで、ぼくは一つのことしか集中できないんだろうか? まあ、急に慣れない肉体労働をはじめてしまったというのもあるのかもしれないが、どうにも作家活動が疎かになってしまう……。 あ、それはそうと、来週フォークリフトの免許を取りに行くことになりました。

          なんで、ぼくは一つのことしか集中できないんだろうか? まあ、急に慣れない肉体労働をはじめてしまったというのもあるのかもしれないが、どうにも作家活動が疎かになってしまう……。 あ、それはそうと、来週フォークリフトの免許を取りに行くことになりました。

          『シン・吾輩は猫である。』 1

          吾輩は猫である。 名前はあるが、ナイショである。 この家に来たのは、ハッキリは覚えていないが、7年から8年前のことであったと認識している。正確に言えば、この家というよりは、ご主人に引き取ってもらったのが、それくらい前のことだったはずだ。ご主人の母親の知り合いの雑貨屋の婦人からの紹介で、吾輩はご主人の猫として、こうして今まで生活してきたのである。 ご主人との出逢いのことは、もうすでに吾輩の記事で説明しているので、このへんにしておくとしよう。 それはそうと、ご主人はここ最近、

          『シン・吾輩は猫である。』 1

          吾輩の首には、首輪ハゲが出来ているのである……。

          吾輩の首には、首輪ハゲが出来てしまっているのである……。 悲しいのである……😭 首の毛が生えてくるまで、首輪は外してもらうのである!!!

          吾輩の首には、首輪ハゲが出来ているのである……。

          ご報告 日中に派遣で仕事をはじめたので、小説の投稿は毎週火曜金曜の定期投稿から、週に一回の火曜日投稿に変更したいと思います。すみません……。まだ執筆に専念できるような環境が整ってないので、落ち着くまではご理解くださいm(__)m 記事の投稿についてはなるべく毎日投稿を心がけます。

          ご報告 日中に派遣で仕事をはじめたので、小説の投稿は毎週火曜金曜の定期投稿から、週に一回の火曜日投稿に変更したいと思います。すみません……。まだ執筆に専念できるような環境が整ってないので、落ち着くまではご理解くださいm(__)m 記事の投稿についてはなるべく毎日投稿を心がけます。

          『イタい女』 7

          「ということがあったんですよ……」  ひとしきりことの顛末を説明し、坪井さんの差し出してくれた空き缶に、タバコの吸い殻をねじ込むと、その話を聞いた彼が、「え? マジ? それ、ほとんどストーカーじゃん!」と、同情の目を向けてくる。  ただそれは、驚いてそう反応しうたようにも見えるし、単に面白がって、人の不幸話を聞いているようにも見えた。自分から話を訊いた手前、一応、建前として共感を示しているつもりなのだろうが、その真意が伝わってこない。  もともと坪井さんの性格的に、あま

          『イタい女』 7

          15年ぶりの肉体労働をしてきた。 マジ、キツッ…… 倉庫内軽作業のつもりで、派遣で単発の仕事に応募したはずなのに、現場に行ってみたら、ガッツリ重労働だった……。左腕がパンパンなんですけど、連チャンで仕事に入ろうと思っていたけど、左腕が死にかけてるので、一日は安静にしておきます。

          15年ぶりの肉体労働をしてきた。 マジ、キツッ…… 倉庫内軽作業のつもりで、派遣で単発の仕事に応募したはずなのに、現場に行ってみたら、ガッツリ重労働だった……。左腕がパンパンなんですけど、連チャンで仕事に入ろうと思っていたけど、左腕が死にかけてるので、一日は安静にしておきます。

          どん底のときに、ポジティブでいる考え方

          人生のなかで何回か訪れるどん底。 皆さんも経験はないでしょうか? 何をやっても上手く行かない。 せっかく就職できたのに職場環境が最悪で、泣く泣く退職に追い込まれたり、(クソ上司や同僚から陰湿なパワハラにあったり、セクハラ被害に悩まされたり)、希望の業界の求人、思った以上に給料が安かったり、そもそもの求人件数が少なかったり、生活が厳しくなってきそうだったので、なんとか少しでも家計の足しになればと、家財道具や不要なモノを売ってみようと思ったのに、思った以上にお金にならなかっ

          どん底のときに、ポジティブでいる考え方

          なんとも、けしからんケツだ!!! ご主人様の上で、お昼寝するとは……。 しかもご主人の顔に、お尻を向けてくつろいでいるところが、また、太々しい……。

          なんとも、けしからんケツだ!!! ご主人様の上で、お昼寝するとは……。 しかもご主人の顔に、お尻を向けてくつろいでいるところが、また、太々しい……。

          『イタい女』 6

          〈無視ですか?〉 〈そんなに私のこと嫌いなんですか?〉 〈さっきからLINEしてるのに、メッセージも読んでくれてないし〉 〈何度も電話してるのに、全然出てくれないし〉 〈私、何かしましたか?〉  夜中に目を覚ますと、ちょうど午前三時を回ったところで、彼女から引っ切りなしに送りつけられてくる狂気じみた内容のメッセージが、スマホの画面を埋め尽くしていた。全文読もうにも、通知画面を迂闊に開いて、万が一、既読でもつけようものなら、そのあと何を言われるかわかったもんじゃない。

          『イタい女』 6

          会社員だけは、二度とやりたくない!!!

          ずっと小説家として生計を立てることを夢を見ていたのだが、会社に所属して正社員として仕事をするということは、しかも責任者として仕事をするということは、就業時間だけでなく、プライベートの時間も犠牲にして仕事をしなくては行けなくなる。 たしかに給料はそこそこ良かったので、それほど金銭面での不満はなかったのだが、それ以上に会社側から求められる要求が大きすぎて、その本業の仕事に全力を出していると、どうしても副業にしようと思っている執筆活動にも影響が出てしまい、余力のまったく無い状態で

          会社員だけは、二度とやりたくない!!!

          ゾーンの入り方(小説の神様の降ろし方)

          以前話していたスランプの抜け出し方の第二弾として、今回は『ゾーンの入り方』について語っていこうと思います。 1、はじめにゾーンの入り方というのは、スポーツでもゲームでもあることだとは思いますが、ここで説明するのは(タイトルにもある通り)、小説の執筆の際のゾーンの入り方について、説明していきたいと思います。 と、その前に、ゾーンに入るとは、どんな状態のことを指すのかについてお復習いしておこうと思いますが、世間に一般的には、ゲームに没頭している状態だったり、スポーツをしている

          ゾーンの入り方(小説の神様の降ろし方)

          『イタい女』 5

           小澤さんに言われた通り事務所に戻ると、メンヘラ女の姿はそこにはなく、ほかの女性従業員が、パソコンに向かって黙々と作業をしていた。扉が開く音に、一瞬、こちらを一瞥したが、その相手が俺だと判ると、「何だ。お前か……」と言わんばかりに、すぐに作業に戻ってしまう。明らかに空気がおかしいのは、ふだん鈍感な俺でも判るほど、そこに漂う空気感から十分に伝わってきた。葵の言っていたことが的中しているのは明らかだった。普段通りを装っているつもりでも、女性職員の態度に、明らかな違和感があった。「

          『イタい女』 5