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亜弓さん推しになった瞬間を見つけた話

三行選手権に応募した時に、「速水真澄方程式」を披露したのですが、昨日はまさしくその回でした。

昔読んだ時には、世間の非難を少しでも軽減する真澄様に感動もしたし、これは自分が非難された時に使える技だ、と参考(?)にもしていました。

そのことばかりが記憶に残り、亜弓さんを本当に好きになった瞬間を忘れていました。

速水真澄方程式とほぼ同時に亜弓さん推しになっていたのですよ!

乙部のりえをスカッと成敗してくれた亜弓さんに惚れたのですよ!

みんなが「もうこれで紅天女はあなたのもの♪」とほめそやした時の亜弓さんの白目っぷり。

鬼気迫るものでした。

あの子が舞台をすっぽかすはずがない、と納得のいかない亜弓さんは乙部のりえの悪だくみに気づき、男気あふれる力技でマヤの仇を討つのです。素敵💖今からウハウハウキウキ💖亜弓さん大好き…

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母親の非業の死というつらい状況ではありますが、大河ドラマや家電メーカーに多大な損害を与えたマヤ。

それらの描き方は今の芸能界にも通用するリアルさであり流石です。

子どもの頃、飲むと意識不明になる世にも恐ろしい飲み物としてコークハイに恐怖したものですが、睡眠薬が入っていたんですね。よく死ななかったなぁ💦

印象的な部分ばかりを覚えていて肝心なところを見落としていると痛感。

マヤが可哀想でドラマや家電メーカーがなぜ降板を迫るのか、世間がなぜ簡単に手の平返しするのかイマイチわからないまま「ガラスの仮面」を読みふけっていたのですが、今読むとなるほどと感じます。

ただ。

いくら母親のことが悲しくても、知らない人のバイクに乗ってはいけません。

あと、大都芸能も突然出てきた人間は付き人にせず追い払わないと。

まあ、その辺のガードが甘いからこそ、話は盛り上がるんですけれども。

そうそう、この騒動の原因となった母親ですが、布をつなげて窓から療養所を抜け出しています。歩くのも不自由なくらい目も見えず力も出ないくらい弱っているのに、ものすごい体力と知力です。

また、情報をシャットダウンしているというのにも関わらず、院内を自由に歩き回れるため、大都芸能の悪だくみを知ってしまいます。

というか、最初から「病気が良くなってからマヤちゃんに合わせますよ」と言って安心して療養させていれば、と思ってしまいました。

当時は会えないマヤと母親の切なさに素直に涙しながら読んだのですが。すっかり心が汚れてしまいました。

なんか色々と突っ込んではおりますが、大好きです。

「ガラスの仮面」

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