見出し画像

エスプレッソが飲みたい8 バリスタ編

こんにちは!

イタリア国内には今、約16万軒の
バール(BAR)
があると言われています。

そこで働くバリスタたちと、
エスプレッソの歴史が浅い
日本のバリスタとでは、
いくつかの点で、
違いがあります。


【イタリアのバリスタ】
バールで働く人を「バリスタ」と呼びます。
イタリアでは、どこへ行っても必ずあるバールは、
人々の生活の一部である
といっても過言ではありません。

料理やお酒も楽しめ、
人々がコミュニケーションを
楽しむ空間です。

まず、
朝食はパンとエスプレッソを
バールで食べて
一日がスタートします。

仕事中では、
コーヒーブレイクに使われます。

昼食もバールでとり、
仕事帰りにアルコールを飲むのも
バールです。

バールで働くバリスタは、
エスプレッソを淹れるだけではなく、
バールで提供する
全てのメニューにおいての
詳細な知識とサービスが
求められます。

お客様とバリスタが挨拶を交わし、
エスプレッソをさっと
カウンターで立ち飲みして出る
というスタイルは、
イタリアの人々にとって
生活の一部となっています。

バリスタの仕事は
常連客の好みを常に把握して、
最高のエスプレッソを提供する
ことなのです!

さらに、イタリアでは
バリスタのプロフェッショナル
という位置づけで
バリスタに精通している人を
「バールマン」
と呼ぶこともあります。

イタリアのバールは
個人経営が大多数で、

バリスタは親から子へ
受け継がれることが多いです。

バリスタはバールの顔
といってよい存在です。

エスプレッソへの情熱と、
深い知識、
そしてテクニックを持ち、
さらに接客で
お客様を和ませて、
その信頼をゆるぎないものに
しなければならないのです!

イタリアでは
「お店に客が付くのではなく、
 バリスタにお客が付く」
といわれているほどです。

『ローマの休日』
でも、路面に面したバールが出てきました。

そこにも、バリスタ(バールマン)がいるんですよね。

一度は、本場で
エスプレッソ
飲みたいですね(^^)/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?