見出し画像

どうしてもパリテを広めたくて!

⤴私の本「50代で一足遅れてフェミニズムを知った私がひとりで安心して暮らせ居ていくために考えた身近な政治のこと」が発売されてそろそろ2か月ぐらいが経ちます。読んでくださった方がたくさん感想をツイートしてくださったりしていて、かたじけのうございます。

この本は私が「年とってきたなぁ、これからひとりで生きていけるんか?」という不安から始まり、私が安心して暮らしていくための政治が欲しい、それはパリテ(男女同数議会)が作ってくれる気がする、そうだ、そうだ、じゃ、パリテを成し遂げた男女同数議会のある町へ行こう!と神奈川県大磯町を訪ね、どうしてパリテが実現したのかを探して探して人に会いまくり、おしゃべりしまくり、しかし、なかなか「どうして」が実感できず、あれ?なんでだろう?と立ち止まり、そこでパリテってのはフェミニズムとすごくつながってる、それって女性の生き方であり、私が生きてきた人生そのものであり・・・・・・と見つけていくのだけど、次々私の視点がぐるぐる動き、その動きのママに書いた本なので、何やらごちゃごちゃしてるんですが、じゃ、なにか、なにか、ひとつ取り出してみろ~!と言われたら、やっぱりパリテなんです、パリテ。

2021年に「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。」という本を作っているとき、というか、まだそんなタイトルさえも決まっておらず、ひたすら対話を重ね、悩み悩み悩み苦しんでいた頃に「パリテが大切だな」と感じた瞬間から。

私はずっううううううううううううううっとパリテについて本を書きたい!と思ってきたのです。しかし、それは中々にハードルが高いっていうか、そもそもパリテって何?と言葉自体が知られておらず。「議会」という地味なものを描くにはどうしたらいいだろう?とまた悩みに悩んで。

それでもなんでも、どうしてもパリテについて書きたかった。知らせたかった。パリテな議会が広がって欲しいと心から願ってきたんだ。

さっき友達とLINE電話で話をしていて、ほんの4年ぐらい前、私がバイトを掛け持ちして死ぬほど働いていた頃、疲れ果てて自転車でヨロヨロよろけてそのまま転倒。膝と胸などを強打し、でも病院に行くお金もなくて、なんとかだましだまししていたら、膝が動かなくなったんだよね~なんて思い出して話した。あの頃の絶望はひたすら絶望で、絶望としか他に言いようがない毎日だった。だから「時給はいつも~」を書いていた頃、私が書いた「絶望」という文字は本当に絶望そのものだった。

あの本を書き終えたら自分は死ぬんだろうとも思っていた。ところが思わぬことに本は話題となって、私は生きることになった。だから、思うんだ。私は私のように絶望をずっと今も生きている、その人たちの生活が少しでも少しでも良くなるよう、がんばるしかないんだと。そのために私は書くんだと。やるんだと。また私もあの頃のような生活に戻ることもあるかもしれない。それはそれで自分はまたやれる気が満々だ。でも、今はとにかく書くことや話すことをやらせてもらえるなら、それをできないなりに、下手くそなりに、一生懸命にやって、何とか、少しでも1ミリでも社会を変えたい。そのために私はパリテが必要だと心から思っている。

どうしてもどうしてもパリテを広めたい。そう思ってこの本を書いて、そしてそれを多くの人に読んでもらいたいと宣伝活動に励んでいるのです。

ああ、私はなんとしても社会を。。。。

自転車で転んで膝を強打して動かなくなると、本当に痛いです。痛いのはイヤです。イヤな思いをする人を一人でも減らしたいのです。

読者のみなさまからの温かいサポートを随時お待ちしております。よろしくお願いいたします。ぺこり。