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兼業主夫はじめました。

 母親の苦労が身に染みております。昨年11月ごろから原則在宅勤務が始まり、2か月が経過しました。共働きの奥さんは毎日出勤しているため、自然と私が夕飯担当に任命されました。しかし私の実力はたまに作るカレーやパスタ、鍋といった程度でしたが、何とか続いています。今回はたった2か月ですが、続けてこれたコツみたいなものをご紹介したいと思います。同じ境遇の主夫さん、わかります、お互い頑張りすぎないようにね。

とにかく簡単、時短、手抜きにこだわる

 私の場合だが、在宅勤務とはいえ、あまり調理に割ける時間はなく平均して1時間くらいだろう。その限られた時間で2~3品を作るとした場合、1品15~20分くらいで作る計算だ。十分余裕だと思ったらそれは大間違い。たまに作るくらいなら、この一回だし頑張ろうという気持ちになるが、それと毎日作ることは次元の違う話だ。やる側になってあらためて気づいたが、毎日には終わりがない。だから、いかに苦を減らすために簡単、時短、手抜きの方法を考え、学ぶかが大事だと思う。

ストレスの源、手間がかかる食材

 とにかく続けるには面倒なことをやらないということが重要。味は二の次、凝った料理を作っても食べれば一瞬、とにかくお腹空かせて帰ってくるのだから一定レベルをクリアしていればOK。余程美味しくなければ文句は言わないでと、割りきることでだいぶ気持ちが楽になる。幸いうちら家に帰ったらご飯がある!と感謝されるくらいなのでパートナーに恵まれたと思う。とにかく自分でハードルを上げないことを心がけたい。

 まず、野菜で断トツはジャガイモ。皮剥きが面倒で、さらにごみも出る。もちろん美味しいけど、コロッケは惣菜で売ってるし、ポテトフライは冷凍がある。それで充分なんだと早く気付いた方がよい。また、同じ皮剥き系でいうとニンジンもおすすめはしない。意外と使いどころなくて余るのも理由に挙げておく。

次に魚は加工済みのものだけにしておくこと。魚は骨がごみになるし、ゴミ出しまでの間の処理が一番の問題となる。刺身は?と思うかもしれないが、日持ちはしないし、包装されたパックがかさばる。どうしても食べたい時か、同じくゴミ出しの前日に買うくらいかな。

肉については食べるのは問題ないが、料理後にフライパンに残る油が悩みの種だ。毎日洗うことを考えると、少しでもきれいな状態の方が、手間も少なく、手荒れも軽減できる。とはいっても料理にお肉は欠かせない。買い物の際に他の食材とのバランスをみて、判断することをおすすめしたい。

バリエーションは無限、究めろ手抜き料理

 料理で困るのが献立だろう。今日、何作ろうかとレシピを漁っている時間も調理時間に含まれるとすると1日で2時間は料理に費やしている時期もあった。これはたまったものじゃない。可能な限り考える時間を省くため、形は決めて中身を変えるということにした。

 今、もっとも頼りになるのがだ。例えば、オムレツは中身を変えるだけで無限に表現できる。また、色々な食材との相性もよく、トマトやキャベツと炒めるだけで、簡単に料理が出来上がってしまう。さらに栄養価も高いといったらこれほど万能な食材はないだろう。あと安いしね、重宝してます。

もっと考えるのが面倒な時は中華名菜シリーズのような市販の具を混ぜれば出来上がる系でよい。一品作るために野菜をかき集め、調味料を混ぜてといった工程が一気に省ける。味付けだって保証されているのだから、これを使わない手はない。

おすすめの料理道具について

 これまで、いかに手を抜くか考えてきたが、料理に対して全く向上心が無いわけではないし、簡単に美味しくするにはどうすればよいかとも考えている。そこで頼りになるのが調理器具だろう。

 特におすすめで一番活用しているのがSTAUBという鍋だ。特長としては、煮る、焼く、蒸すをこの鍋で行うと一段階上の味になるということだ。私はよくサツマイモなどを蒸したりするが、他の鍋でやるより、甘みが出るし、イメージとして素材が持つ味を最大限に引き出していると思う。また、無水調理にも向いていて、食材自体が含んでいる水分が抽出された凝縮された濃厚なスープができる。もちろん特別な腕や素材は必要なく、この鍋があればスーパーで手に入る食材で作ることができるので、ぜひ試してほしい。


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