坂内謙太郎

ハト畑。コンポストアドバイザー。京都府在住。りとむ短歌会。

坂内謙太郎

ハト畑。コンポストアドバイザー。京都府在住。りとむ短歌会。

最近の記事

晴耕雨読

2月中に終わらせる予定だった確定申告が今日終わった。ギリギリではあったが気持ちに余裕があった。 去年はすべてが後手にまわってしまい、農作業も事務仕事もよいスタートが切れなかった。時間も気持ちもいつも焦っていた。 やることリストから確定申告はなくなったけれども、春の長雨のおかげで畑のやることリストはちっとも減らない。しかし不思議と焦りはない。 種を播いたり、倉庫の片付けをしたり、必要な資材を買いに行ったり、詩集を読んだり、今できることをやっている。悪くないと思う。 農繁

    • 堆肥の切り返しの経過

      切り返し後の堆肥の温度が68℃を超えていた。この堆肥は鉢上げ後の培養土にも使おうと思っているけど間に合うかな。あと3ヶ月ないくらいか。 昨日片付けた支柱も言うてる間に使うのだろう。

      • 夏野菜の片付け

        色の褪せたトマトの残骸を踏みながら夏野菜の後片付けをゆるりゆるりと。支柱を抜いて、まとめてから倉庫にしまう。 ここの畑は家と同じ集落内にあるが、車で15分弱かかる。遠い。 近々、ここを手放して家の近くに移動する。面積は狭くなる。基本に立ち返って小さい面積を丁寧に手を入れていきたい。 今年の目標は片付けをきちんとすること。毎年言ってはいるがなかなか実行できない。日没前2時間は片付けの時間にするなどルーチンを決めたい。

        • 堆肥の切り返し

          初仕事は堆肥の切り返し。 堆肥は好気性微生物分解をメインとしているので(少なくとも60℃以上の高温発酵期は)、定期的に切り返さないといけない。 うまく切り返しができれば高温が3ヶ月くらい続く。しかしうちの仕込み量は1,000リットルくらいなのでそんなに続かない。残念ながらうちの堆肥は並品レベルだろう。今年は安定した品質の堆肥をつくることが目標だ。 失敗しながらも堆肥をつくり、畑に施肥することで健康な土づくりを目指している。 「健康な土」と言ってもきわめて曖昧なので、実

          龍の頭

          ではなくヤギの頭。 年末にコロナに感性した。コロナ禍は過ぎ去ったと思っていたのに。おかげで年末と元旦はゴロゴロしていた。 畑でキクイモを掘ったあとに感染がわかったので、そのまま放っておいた。年末年始に霜にあててしまったので商品にならない。 キクイモはぜんぶヤギにやった。モリモリ食べていた。

          たとへば君

          河野裕子の代表作、 たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか 河野裕子『森のやうに獣のやうに』(青磁社) が大好きで、落ち葉集めをしているとき必ず頭の中で繰り返しつぶやいている。 今シーズンの落ち葉集めはすでに終えた。これからの一年でつくる堆肥や踏み込み温床の材料にする。 農作業の相棒として耳から人の声を入れるPodcastはとても優れている。一人で作業をしていても一人ではない気になれるからだろうか。 同じように詩や短歌も農作業との相性はい