モノづくりとデザインの関係

布にインクジェットプリントをするサービスを始めました。と、とある印刷屋さんが営業にいらっしゃいました。
もともとは紙ものの印刷やさんですが、新しい事業を始められた、と。

こうしてどの企業も努力している姿を見ると、励みになります。
どんなサービスも、単独企業だけでは世の中に出せないものです。
いくつかの企業が協力し合って、世の中に新しいサービスを提供していく。その繰り返し。


さて、そんな印刷の話の中で、デザインの話になりました。
あちこち営業に回っている中で、モノは作れるけど デザインがない(デザインする人がいないから。。。)という企業が多い、と。


そして、特に新潟で言えば、デザインというわかりやすくモノではないもの(技術と認められないもの)にお金を払いたくない、という企業もたくさんあります。
それはコンサルタントに対しても一緒で、彼らの中にある経験や特別な知識に対してお金を払う意味がわからない、のだと思います。

デザイナーやコンサルタントの価格が高すぎる、っていう人もいます。
まぁ単純に、そういう文化がない、ってだけですけどね。

昔は職人さんがひとつひとつ、自分の手で作りながらデザインを考えてきたので。
昭和のプロダクトなんて、ハッ!とするほど素敵なものがたくさんあります。
モノがない時代から、それを大量生産して、そしてモノが溢れる時代になった。

大量生産の時代に、機械を動かすだけ、決められたモノを作るだけ、の職人さんだけが育ち、デザインから考えられる職人さんが
減ってしまったのだと思います。
デザインする暇もなければ、必要もないほどモノが売れたのでしょうね。

中国はあっという間に「世界の工場」になってしまったので、デザイン意識が薄く「すぐパクる」というイメージをつけてしまいました。
ここ数年、中国ではデザイナーの教育にすごく力を入れていて、
昨年展示会に参加した時も、いいデザインだなぁ。。。と思えるデザイナーさん、たくさんいました。
上海の人が多いです。

わたしの住む新潟県 燕三条地域はモノづくりのまちです。
中には、やっぱり職人さんがひとつひとつデザインを考えながら作るやり方でやっているところも、たくさんあります。


Cotoriの商品開発はわたしもスタッフも職人なので、そのやり方に近いです。

職人自らがデザインすることの強みは、素材を熟知しているので、本当にその素材を活かしたデザインができる。
反面弱みは、作れるが故に冒険できない、ってところでしょうか。
なので適度に外からの刺激を入れながら、自分自信も消費者の目線を忘れないようには気をつけています。

譲れないところと、取り入れることのバランスだけ、間違えなければ。


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