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大掃除と大滝と

暑い日が続いておりますので、涼しげな一枚を。

一休みついでにサイト内を大掃除しました。
小説、お品書き、お知らせの類、それから少しだけその他企画の記事も残しました。

はと子劇場は継続しますが、頻度は落とします。
もしかすると季刊ぐらいがいいのかもしれません。劇場運営と駄文作成に時間をとられてノイズまみれとなり、肝心の小説執筆が後回しになるという本末転倒な事態となっておりました。ソーシャルメディアの恐ろしさをまんまと実感する次第となったわけですが、さっさと心を入れ替えました。

さっさと心を入れ替える出来事がありました。
それが切欠でなんと感謝され、菓子折りまでいただいてしまいました。ここで軽々しく話すことではないので詳しくは書きません。その代わりに、菓子折りの熨斗 のしに書かれていた万葉集の歌をここに残すことにします。

大滝を過ぎて夏身に近づきて清き川瀬を見るがさやけさ

出典:万葉集 一七三七

歌の横に描かれた青々としたモミジの葉、どこかその出来事を思わせるような歌の清々しさと安堵感、そして我が家の玄関先でお礼にいらした孫娘さんが流したまっさらな涙。不思議なものです。
救われたのはこちらのほうでした。

なんのことやらですが、

暑中お見舞い申し上げます


潜っても 潜っても 青い海(種田山頭火風)