声優チェンジが無理

昨年末に「2024年やることリスト」を作った。
年末までには59個しか書けなかったんだけど、年が明けてからちょいちょい書き足している。
最終的には100個を目指したい。
全部やりきれる一年にしようと思っている。

そのやることリストの中に「月に一本は映画を観る」という項目がある。
そこで今月分のノルマを消化しようと、配信サイトを諸々見て、結局「映画ぼのぼの」を観ることにした。

↑ の記事でも触れたように、私は絶賛ぼのぼの世代。
アニメも漫画も大好きで、未だによく分からないままぼのぼののスマホゲームも毎日継続している。
絶賛アプデ待ち中のいがらしみきお先生リスペクト民だ。

「映画ぼのぼの」は原作いがらしみきお先生も製作に携わった映画だと知って、すごく楽しみにしてたのね。
最近ようやく配信されるようになったのよ。
ようやく時が来たなって。
わくわくしながら映画を開きました。
タブレット前で正座して。
スタッフの名前とかに興奮して。

あの映画、最初主要キャラがあんまり喋らないのね。
で、初めてぼのぼのが喋ったときに「あれ?」ってなったの。
「声、違うよな」って。
でもまあ、と思って見続けた。
スナドリネコさんも違った。
で、アライグマちゃんが喋ったところで、再生を停止しました。

だって声が違ったんだもん。
幼い頃からリアルタイム後、大人になってから引かれる位繰り返し見たあの声じゃないんだもん。
絵は一緒だし、世界感も絶対一緒なんだけど、脳内が受け入れを拒否したので、諦めました。

私、結構そういうところがある。
変化に弱いというか。
だからムーミンも本当は高山みなみさんでいて欲しい。
ムーミンバレーパークだと違うけど。

別に新しい人がだめとかそういうんじゃない。
私の中で固定化したイメージを壊せないだけで。

わさびさんのドラえもんは、絵柄もキャストも総入れ替えしたから、そういうものだと思って受け入れることが出来た。
もはや別物なの。
そうすれば受け入れられるの。

だけどぼのぼのは無理だった。
楽しみにしてたんだけどね。
お話はきっと面白いに違いないのに。
クオリティは保証されているのに。
私は映画を観ている間中違和感と戦うことに耐えられない。

もう固定概念というか、あの声で再生されると信じて疑ってなかったよ。
後から調べて、アニメの開始より映画の方が先だって知ったよ。
だからむしろ元祖は映画なんだろうけど。
それぞれの声優さんはむしろ大好き。
でも刷り込まれたあの声がどうしても良いのよ。
頭の固さゆえに世界を狭める愚かな私を笑って下さい。

という、勝手に期待して勝手に落ち込んだ完全な自爆の話。
下調べって大事だな、と痛感した次第である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?