羽鳥湊

羽鳥湊と申します。 小説、エッセイを書いています。 よろしくお願いします。

羽鳥湊

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マガジン

  • 羽鳥の戯言エッセイ

    毎日更新エッセイです。 羽鳥のどうでもいい日常や過去のことなどを書き散らしています。 教訓も謎解きも全くありません。 頭を使う要素は一切ありませんし、堅苦しい作法や事前知識も不要です。 どうぞ肩の力を抜いてベッドやソファーに寝転んでお気軽にお立ち寄り下さい。

  • 小話

    ショートショートまとめです。 基本超短編。 すぐ読めます。 週三回 月、水、土曜日更新予定です。

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ご挨拶

羽鳥湊と申します。 小説投稿サイトエブリスタ、カクヨムで小説を投稿しています。 こちらではエッセイを書かせていただこうと思っております。 とはいえ全く立派なものではございません。 羽鳥のどうでもいい日常や過去のことなどを書き散らしていく予定です。 教訓も謎解きも全くありません。 頭を使う要素は一切ありませんし、堅苦しい作法や事前知識も不要です。 どうぞ肩の力を抜いてベッドやソファーに寝転んでお気軽にお立ち寄り下さい。 読んでいただける方の時間が少しでもいい感じに潰れたら幸いで

    • ラジオ体操久しぶりに踊ってみた

      先月からカーブスに入会し、週に二回のペースで通っていた私。 ところがゴールデンウイークがきたんですよねえ。 日曜祝日はカーブスお休みだし、祝日以外の日は私が仕事。 今週行けないなーと思っていたら、母が「ラジオ体操が良い」と勧めてきた。 なんでも母の通っている美容室の担当さんが、ラジオ体操で痩せたのだと言う。 母自身も早速NHKで放映されている朝のラジオ体操で汗を流し、「これは良い」と張り切って私に勧めてきた。 連絡が来たのは朝の五時半。 張り切りすぎ感は否めない。 興

      • なんだかんだ文字を書くのは好き

        『朝とコーヒーと日記帳』という日記帳を買った。 日記って大体一日の振り返りを夜に書くものだと思うけど、これは違う。 朝書くタイプの日記帳。 文庫本サイズで、上半分に昨日のふり返り、下半分に今日やることの枠が設けられている。 一晩経ってから、前日のことを書く。 そして今日、何をするかを考える。 ちょっと、良くない? 自分の身に起こった出来事を一晩経ってから書くことによって、気持ちと頭が少し整理された状態で向き合うことが出来るんだよね。 激情どーんとぶつけることがないから、

        • 【小話】正直者の謝罪会見

          「はい。反省しています」 「はい。反省しています」 「僕の軽率な行動で、たくさんの方に御迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳なく思っております」 「はい。ええ。反省しています。今までの人生で一番怒られましたから」 「もう二度と?」 「いや、ちょっとそれはどうでしょう。人生いろいろありますからね。お約束は出来ません」

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        • 羽鳥の戯言エッセイ
          210本
        • 小話
          38本

        記事

          いだてん見ました

          毎月大河ドラマ一作視聴チャレンジ、今月は『いだてん~東京オリムピック噺~』を観ました。 面白かったねー。 主人公リレー形式で、最初は選手視点、次は運営視点で、オリンピックを大局的に描いた感じ。 見事なのはこのお話、選手視点金栗四三さん、運営視点田畑政治さんの他に語りの古今亭志ん生さん、それぞれのお話がちゃんと交錯してるんだよね。 しかも時代も明治、大正、昭和で間に第二次世界大戦なんかも入って来る。 だけど見てて混乱しないんだよね。 視点切り替えの誘導が見事で、かつそれぞ

          いだてん見ました

          味噌汁自由党

          料理が得意じゃない上に好きじゃない。 作ろうと思えば作れるけれど、誰かに作ってもらった方が美味しい。 年々その想いが強くなっていく。 だって献立考えるの面倒臭い。 毎日毎日。 同じ人が考えてるんだから、そうそう新しいアイディアなんて浮かんでこない。 一汁三菜ってなんだ。 当たり前みたいな顔をして、こっちを見ないでくれ。 一種類どーんでいいじゃないか。 ちまっとしか食べられないものを細々作れるようなら、もっと立派な生活を送っているってんだちきしょうめ。 私の心境はおおむね

          味噌汁自由党

          【小話】犬の気持ち猫の気持ち飼い主の気持ち

          カメラを向ければ動物の気持ちが分かる。 そんなアプリを生み出そうとしている会社での会話。 「先輩。犬の感情パターン、これでいいですか」 「見せてみろ。……うーん。もう少しバリエーション増やした方が良いな」 「足りないですか?」 「うん。あと数パターン、飼い主大好き! みたいなのを増やせ」 「分かりました。そうすると猫のも増やした方がいいですか」 「おんなじ数で調整してるから、そうだな」 「猫は、何が足りないですか」 「罵倒だな」 「罵倒」 「うざい、うるさい、面倒臭

          【小話】犬の気持ち猫の気持ち飼い主の気持ち

          ○○フェスに思うこと

          肉フェス、とか、パンフェス、とか、いちごフェスなんてのもあるよね。 こう、連休のイベントで、色んな店舗が一カ所で出店してくれるやつ。 各地の名店が並ぶ豪華なイベント。 あれってさあ、胃袋無限にしてくれないと困らない? 私去年、かき氷フェスみたいなとこ行ったんだけど、二個が限界よ。 大体。 そりゃ全部美味しいかもしれないけどさ、だからこそ食べたくて行くんだけどさ、入らなくない? 食べたいもの全部は。 だから結局諦めなきゃいけないじゃん。 目の前にチャンスが転がってても

          ○○フェスに思うこと

          癖字は作るもの

          中学生くらいになるとさ、字に癖が出てこない? 特に女子。 いつの間にか「可愛い字」というジャンルが生まれるよね。 それまで字って上手か下手かしかなかったのに、急に「お手本とは程遠いけど個性があって良い」みたいなジャンルを開拓する者。 いつからそうなったか全然分からないんだけど。 気付いたらもう完成してて、経過が全然分からない。 いつの間にか取り残されてて、ちょっと焦ったよね。当時。 別にそういうのに染まらない女子もいる。 常にお手本の如き美しい文字を書く人はそのままだし、

          癖字は作るもの

          ついつい買っちゃう

          ついつい買っちゃうんですよねえ。 もう要らないのに。 充分足りてるのに。 それでもこう、気付いたら買ってて、気付いたら増えてるんですよねえ。 文房具。 そもそも私は昔からそうだった。 おにぎりの形の消しゴムとか、コーラの匂いのする練り消しとか、そういうのいっぱい持ってた。 もちろんそれで字を消したりはしないのね。 だって汚れちゃうから。 おにぎりなんて、白い部分削れて薄汚れてたら一気に価値が下がる。 私の中で。 消しゴムなのに、消しゴムとしての本業を果たせないことに美

          ついつい買っちゃう

          【小話】社会人

          新卒に向けた会社のPR動画を撮りたいという事で、カメラがやってきた。 私には新卒で入った先輩として、わが社を志望する新卒にメッセージを送って欲しいという業務命令が来た。 メッセージもへったくれもあるかよ、と思いながらも「わかりました」と仕事を受けた。 社会人も三年やると、無駄に反抗する体力も気力も失う。 「そうですねー。やりがいがありますね。やはり、数字を追いかけるのは楽しいです」 上手くいってるときはそりゃあ楽しいですよ。上手くいかないときの方が多いんですけどね。 「

          【小話】社会人

          飼い主に似る

          ペットって飼い主に似るよねえ。 昔からそう思ってはいたんだよね。 だって、外で見かける犬の散歩の見知らぬ人たち、やっぱちょっと似てるもんね。 リードを持つ飼い主と、リードの先の飼い犬。 もちろん種族が違うから、まったく一緒なわけじゃないんだけど、トータルの雰囲気。 顔つきとか、そういう部分。 それを最近特に思うのは、友人宅の飼い猫。 友人宅の飼い猫は三兄妹。 黒猫兄、サビ猫姉、三毛猫妹。 全員もれなく甘えん坊で暴れん坊。 全力で甘えて全力で遊ぶ賑やかな日常を送ってい

          飼い主に似る

          6年使うとタオルは死ぬ

          引っ越してきて以来、ずっと使ってたタオルがある。 キッチンの流しの脇、吸盤型タオル掛けに常駐しているタオルと、洗面所の洗濯機ラックにフックでひっかけて常駐しているタオル。 洗い替えも含めて全部で四枚。 毎度私の濡れた手を拭いてくれている相棒。 といっても全然思い入れはなく、何かでもらったタオルを一回そこにかけたらそこが定位置になったくらいの馴れ初めしかない。 本当にその程度の認識で、ずっと六年そこにいたのよ。 うちのタオルたち。 でもね、とうとう端の方にあった刺繍のあ

          6年使うとタオルは死ぬ

          【小話】胃袋を掴め

          人柄のいい女将さんの営む定食屋さん。 集客を増やそうと、店内の入り口に 『大盛りを時間内に食べ切ったら豪華景品プレゼント!』 という張り紙を貼った。 常連さんたちは「値段が安くなるのか」、「いやいやサービス券をくれるくらいじゃないか?」と予測し、ワクワクしながら女将さんに尋ねた。 「食べ切った時の豪華景品ってなんだい?」 常連さんたちはこの女将の味に惚れ込んでいたので、大盛りでも食べ切れるかもしれないと挑戦を検討していた。 女将から帰ってきた返事は「食べ切ったらあた

          【小話】胃袋を掴め

          たくあん食べてる?

          私は以前歯医者に通っていたとき「歯ぎしり」の癖を指摘された。 「治療が終わったらマウスピース作りましょうね」と言われていた。 寝ている間の歯ぎしりは無意識だし、力を制御することもやめることも出来ない。 だから、「マウスピースで歯が削れるのを防ぎましょう」という対策をとるわけだ。 私は当時、寝ている間だけではなく、起きている間も歯を削っていた。 ストレスに耐えているとき、ふと気づくと歯を食いしばってる。 自分でも気付くくらいだから、しょっちゅう歯をいじめていたに違いない。

          たくあん食べてる?

          お土産ってあげるものだもんね

          私の両親は鹿児島出身で、父が今も鹿児島に住んでいる。 なので定期的に帰省している。 年に一回か二回くらい。 その都度、お土産を買って行く。 親戚と、祖母や父がばらまく用。 毎回見繕って多めに買うようにしている。 私は埼玉に住んでいるんだけど、鹿児島くらい遠くなると埼玉は東京と変わらない感覚らしく、ひとくくりに『都会』と称される。 私の親戚調べなので、苦情は受け付けない。 少なくとも私は毎度『都会』から鹿児島に帰省していることになってる。 だから、欲しがられるのは東京土産

          お土産ってあげるものだもんね