ep06: 制度と経済成長_前編_経済成長を解き明かす歴史

本編のおしながき


ep02では、格差の起源という本を題材に、バリキャリ化でマルサスの罠から世界が脱却した話を紹介しました。

この議論は、いまの豊かな先進国がなぜ近代化できたのかを説明するものだったけど、では、なぜこの近代化ができた国とできいない国の違い(=格差)は説明されていませんでした。

今回と次回は、格差の起源の第二部で議論させている格差の原因の一部をご紹介したいと思います。

今回は、その前段階として、そもそも経済成長を理論的に解き明かす経済成長理論という学問分野がざっくりどのように発展してきたかをご紹介します。そして、次回、格差の起源の一つとして紹介される『制度』がもたらす影響をご紹介します。


【目次】

0:00 - 今日お話ししたいことのイントロダクション

2:00 - バリキャリ化の振り返り

4:50 - 経済学は理論と実証の両輪

7:50 - ソロー先生と経済成長理論、あらわる

11:00 - ソロー先生がやり残したこと、技術進歩ってどうして起きる?

13:13 - ローマー先生が解き明かした技術進歩のメカニズム

15:15 - 特許制度と経済成長

16:58 - ガロー先生、再来

18:03 - そして、格差の話に回帰


参考にした/紹介したソース

格差の起源

経済成長理論入門

そーたのひとりごと

格差の起源である制度の話に辿り着く前に、経済成長理論の歴史で時間を使いすぎた!でも、世の中の不均衡をどのように解明してきたかを辿るのはエキサイティングじゃないかな。次こそは、制度の話をする

おねがいごと

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特に、語った内容の誤りへのご指摘や、詳しい方からの示唆は代えがたくありがたいことです

また、専門領域について熱く語ってくれる方や、読書でお悩みの方など
ともに発露してくれる方も大歓迎です


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