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【発達障害】魔法のくすり?!〜コンサータ飲んでみた〜

「コンサータ」という薬を
聞いたことがありますか?

もし、お子さんが発達障害を
持っている場合

薬についてご存じの方
薬の名前は知っているけど…
という方は

この薬について興味が
あるかもしれませんね

今回は
コンサータの効果や副作用
メリットやデメリット
そして薬の管理について

実際に飲んだ経験や
子どもに飲ませた経験を踏まえ
わかりやすく説明します

ただし
あくまでも医師の指導のもと
正しい情報を得て

お子さんのケアに役立ててください

1.コンサータとは何ですか?
 コンサータが何のために使われ
 コンサータがどのように働くのかを
 説明します

 コンサータ(Concerta)は
 注意欠陥多動性障害(ADHD)の
 治療に使用される医薬品です

 以下に
 コンサータの使用される症例の
 一般的な例を挙げます

 ・注意欠陥多動性障害(ADHD)
  コンサータは、ADHDの症状を
  管理するために処方されることが
  あります

  ADHDは
  注意力の欠如、多動性、衝動性の 
  特徴を持つ神経発達障害です

  1)コンサータは
   この症状を軽減するために
   神経伝達物質である

   ドーパミンの活性を調節する
   ことで効果を発揮します

  2)コンサータは
   長時間作用型のメチルフェニデートの
   一種であり、通常は1日に1回服用
   されます

   医師は
   患者の症状の重症度や個別のニーズに
   基づいて

   適切な投与量とスケジュールを
   決定します

 2.コンサータの効果
  コンサータの主な効果について
  説明します

  集中力や注意力、衝動性の抑制など
  お子さんにどのような効果が期待
  できるかを具体的に紹介します

  コンサータは
  主成分としてメチルフェニデートを
  含む薬物であり

  注意欠陥多動性障害(ADHD)の
  治療に使用されます

  以下に
  一般的な効果として報告される
  可能性のある効果をいくつか
  挙げますが
  個人によって異なる場合があります

  1)集中力の向上
   コンサータは
   注意力や集中力の改善をもたらす
   ことがあります

   これにより
   タスクへの関心や認識の向上が
   期待されます

  2)多動性の軽減
   多動性は
   ADHDの主要な症状の一つです

   コンサータは
   多動性を減少させる効果を
   持つことがあります

  3)衝動の抑制
   ADHDの人々は
   衝動的な行動を取ることが
   多い傾向があります

   コンサータは
   このような衝動性を抑制する
   効果を持つことが報告されて
   います

  4)学業や職場でのパフォー
    マンスの向上
   コンサータの効果により
   ADHDの人々は学校や仕事での
   パフォーマンスを向上させる
   ことができる場合があります

  5)感情の安定化
   一部の人々は、
   コンサータの使用により
   感情の安定化や
   衝動的な反応の抑制が
   改善されると報告されています

  ※ただし、コンサータは個人に
   よって異なる効果を示す場合
   があり、副作用もあります

   また、効果が現れるまでには
   時間がかかる場合があります

3.コンサータの副作用
 コンサータの一般的な副作用に
 ついて説明します

 副作用が現れた場合に
 どのように対処するか
 また医師に連絡すべき副作用に
 ついても触れます

 コンサータ(Concerta)の使用には
 いくつかの一般的な副作用が
 報告されています

 ただし、これらの副作用はすべての
 人で現れるわけではありませんし

 個人によってもその反応は異なる
 場合があります

 以下に一般的な副作用のいくつかを
 示します

 ・一般的な副作用
  1)睡眠障害
   コンサータは
   刺激作用を持つため、就寝前の
   服用では睡眠の妨げになる
   ことがあります

   眠りにくさ、不眠症、
   または遅延した睡眠の問題が
   報告されています

  2)食欲減退
   コンサータの使用により
   食欲が低下することがあります

   これは一時的な症状であり
   一部の人々にとっては体重
   減少の原因になることがあり
   ます

  3)頭痛
   頭痛は、コンサータの一般的な
   副作用です
 
   軽度の頭痛から重度のものまで
   さまざまな程度の症状が
   報告されています

  4)腹痛や消化不良
   コンサータの使用により
   腹痛や消化不良が生じることが
   あります

   これは一時的な症状であり
   通常は軽度で自己解決します

  ※重篤な副作用
   コンサータの重篤な副作用は
   比較的まれですが
   重要な注意が必要です

   重篤な副作用が現れた場合には
   直ちに医師に連絡し
   医療の支援を受ける必要が
   あります

   重篤な副作用には
   以下のようなものがあります

  1)心血管系の副作用
   コンサータは血圧や心拍数に
   影響を与えるため
   心血管系の問題を引き起こす
   可能性があります  

   異常な心拍数、胸痛、めまい 
   などが現れた場合は
   すぐに医師に相談してください

  2)精神的な副作用
   コンサータの使用は
   不安、興奮、イライラ、
   不眠症、抑うつ症状などの
   精神的な副作用を
   引き起こすことがあります

   これらの症状が重篤である
   場合は、医師に相談して
   ください


4.コンサータのメリット
 コンサータの使用によってもたら       
 されるメリットについて説明します

 お子さんの学校や日常生活において 
 コンサータがどのような恩恵を
 もたらすかを具体的にお伝えします

 1)学業や仕事のパフォーマンス
   向上
  効果でも記載したように
  ADHDの症状である衝動性や
  多動、注意力の欠如は
  学業や仕事におけるインプットを
  邪魔する要因になります

  ADHDの症状のある方に伺うと
  ①頭の中にいろんな考えや情報が
   浮かんでは消え、頭の中を
   ぐるぐる渦巻いている

  ②様々な情報を拾ってしまうため
   大事なことや短期記憶を邪魔
   して、すぐ忘れてしまう

  ③あちこち目移りしてしまうため
   ルーチン行動が定着しない

  などがあるため
  コンサータを服用し
  インプットしやすい状況
  情報の整理がしやすくなることで

  学業で成績がアップしたり
  仕事で成果が出しやすくなる

  本来その方が持っている力を
  出しやすくしてあげることは
  大きなメリットです

 2)長時間の作用
  コンサータは
  長時間作用型のメチルフェニ
  デート製剤であり
  
  通常は1日1回の投与で効果が
  持続します

  これにより
  一日中安定した効果を得ることが
  できます

  ストラテラやインチュニブと違い
  即効性があり
  12時間は持続すると言われて
  いるので
 
  学校や仕事の時間に合わせて
  飲むタイミングを図り
 
  最も効果の出やすい時間帯に
  合わせることができるのは
  他の薬にはないメリットですね

 3)用量調整の柔軟性
  コンサータは
  医師の指示に基づいて用量を
  調整することができます

  これにより
  個々の患者の症状に最適な
  投与量を
  見つけることができます

  よくあるのは
  週末は学校や仕事がないので
  休薬するなど

  医師と相談しながら
  自分に合う形を作れるのは
  メリットですね

 4)総合的な治療計画の一部と     
  して使用されるコンサータは
  ADHDの治療計画の一部として
  使用される場合があります

  他の治療法(認知行動療法、
  行動療法、教育的なサポート
  など)と併用することで
  症状の管理や機能の向上に
  役立つことがあります

  薬自体も支援機関、教育機関で
  メジャーになりつつあるので

  効き目が目に見えやすい点で
  サポートとする機関にとっても
  支援の調整がしやすいです

5.コンサータのデメリット
 一方で
 いいことばかりではないので
 コンサータの使用に伴う
 デメリットや
 注意点についても知っておきま
 しょう

 成長や食欲、睡眠への影響など
 潜在的なリスクや課題についても
 触れます

 1)副作用
  コンサータの使用に伴い
  上記に挙げた一般的な副作用が
  現れる可能性があります

  特に服用者に聞くと 
  睡眠障害
  (不眠症や睡眠の妨げ)は
  よく聞かれます

  薬局でも
  眠れなくなるので
  必ず午前中に服用をと
  念を押されます

  うちの子も初日は
  夜中に目が覚めて、その後
  眠れなくなってしまいました 

  私も時折夜中に目が覚めた際
  その後眠れなくなる時があります

  ただ
  毎日ではなく、月に数回といった
  ところです

  私やうちの子は
  食欲減退、頭痛、腹痛、消化
  不良などは
  見られませんが

  そうなることで体重減少や体の      
  成長の妨げに
  なる可能性はあります

  2)心血管系のリスク
   コンサータは
   血圧や心拍数に影響を及ぼす
   可能性があります

   心血管系の問題を抱える        
   患者においては
   重大な影響を及ぼす可能性が
   あります

   特に心臓病や高血圧の
   既往歴がある場合は
   注意が必要です
    
   私の場合は
   最初の18mgで1週間ほど
   動悸が続きました

   その後
   27mgに変えてからは、
   なぜか無くなりました


  3)精神的な副作用
   コンサータの使用により、
   不安感、興奮、イライラ、
   不眠症、抑うつ症状などの
   精神的な副作用が現れること
   があります

   私はイライラなどは出ません
   でしたが

   うちの子は
   今まで切れたことない
   療育の先生に激ギレして
   大声出したらしく

   良くも悪くも
   効果と捉えています

  4)過剰摂取や乱用のリスク
   コンサータは
   刺激薬であり、適切な用法・
   用量を守ることが重要です

   誤った使い方や過剰摂取は
   重篤な健康問題を引き起こす
   可能性があります

   また、薬物乱用のリスクも
   存在し、
   コンサータの不正使用や
   他の目的での
   使用による問題が報告されて
   います

   この辺が皆さんの恐れる
   コンサータの依存性の心配
   なのではないでしょうか

   正直
   私も子供も飲んでみて
   薬を欲するという気持ちに
   なったことはありません

   私はよく飲み忘れるし
   子どもも私が薬を出さな
   かったら
   飲まなくても平気なようです

   薬自体の依存性は否定でき
   ませんが

   どちらかというと
   その効果から、特に効果を
   感じる人は

   飲まないと落ち着かないという
   精神的な面もあるようです
   
  5)個人の反応の違い
   コンサータの効果や副作用は
   個人によって異なる場合が
   あります

   ある人にとっては効果的で
   良好な適応が見られる一方で
   他の人には効果がなかったり
   副作用が強かったりすること
   もあります

   こればかりは
   どの薬もそうですが、合わない
   と思ったら
   医師に相談し、思い切って薬を
   変えることも必要です

6.結論
 どの薬もそうですが
 万能なわけでもありませんし  
 効果やメリットばかりではありません

 特にコンサータは
 効果も副作用もはっきり出やすいので
 
 慣れるまでは
 コマメな通院での服薬調整が大事です

 必要以上に恐れて服用をためらう
 くらいなら
 飲んでみて、合わなければ変える

 そんなスタンスで
 医師と相談しながら自分に合う量や
 薬を見つけていき
 
 本来ある力を引き出しやすく
 してあげるのが

 発達障害のお子さんには大事な
 ことです

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