今日私、始めて勝負強さがあるなって感じれたんだ

今日私、始めて勝負強さがあるなって感じれたんだ。そんなこと今までなかったから嬉しかった。

4月ぶりのバドミントンの授業。8点マッチのダブルス。4-6で押されている局面。4-7にされたらかなりキツイ。いや7になったら負けちゃう気がしてここ勝負って場面だった。

勝負強さ。

心の中で呟く。私にはあまり馴染みがない気がする。ここぞっていうときにプレッシャーに負けちゃうんだ。中学の総体もそうだった気がしてなんかちょっと苦い。

でもその代わり運だけはもっていると思っている。何かという場面で運が良い経験が多い。運がいい話はまた別の機会に書くね。

相手の男の子がちょっと手強い。前後の揺さぶりが凄い上手い。緩急があって私たちが崩れたところを決めてくる。男の子とラリーは避けたい。

かと言ってもう片方の女の子を狙うのも得策ではない気がする。安定性の言葉に尽きる。私が先にミスして失点を重ねていた。

でも、勝ちたい。

スマッシュは空振りとネット、ここぞの時に強気になってでも決められない。気持ちに技術が追いついていない。

勝ちたい、ガツンと決めたい気持ちと決まらない現実。絶対に点を取らなきゃいけない場面。どうする私。

自分の気持ちは一度抑えて冷静になろう。

気持ちだけで押し切るのはリスクが高すぎる。ペアの子にもこれ以上迷惑はかけられない。一度私情は捨てよう。

普通に打つ。余計な事は考えない。

結果あっさりと2点連取した。相手のミスだった。大きな攻撃は仕掛けてない。ラリーに専念していた。え、あっさりすぎない?!あれだけ葛藤してたのに。

ここぞの場面で勝てたんだ私。

今日私、始めて勝負強さがあるなって感じれたんだ。そんなこと今までなかったから嬉しかった。

そしてそのあと2点取ってそのまま勝った。追い上げて勝った。見事な逆転劇。淡々とこんなにも点が取れていいものかと思ってしまうくらいにあっさり終わった。

ゲームに勝てたことよりも、始めてここ一番の勝負で勝てたことが嬉しかった。

勝てた理由、私が思うに

①感情と行動をしっかり区別した
②いつも通りを意識した
③緊張の中に確かな冷静さが存在した

①自分の感情に素直にいていいんだけれど、時に感情を一度セーブしないと行けない場面が存在する。

②結局のところいつも通りが一番。試合のように練習をし、練習のように試合をするのが理想的。

③緊張による硬直と冷静さによるリラックスの協調の中で自分の力が発揮される。心地よい緊張感、それでもリラックスして少し余裕がある。この状態がゾーンというものか。

勝負強さ、今まであまり自分が感じられなかった感覚。体育の授業でしかもバドミントン未経験者の私がたかがちょっとしたゲームで感じたことだけれど、私の中ではとても大きなことのように感じた。

自信が持てた。今日感じられたという経験があるからこれが自分の成功経験として力になる。

こういった小さなことからでも気づきや学び、自信を積み重ねて、本当にここぞの大本命の勝負のときに、
持ち前の運だけじゃなくて自分の確かな実力で勝ちたいって思った。運もそうだけれど実力もしっかりつけれるように精進します。

読んでくださった方ありがとうございました。一緒に実力つけていきましょう!

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