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量子精神学による探索 ダイアン・フォーチュンの世界24. (D.フォーチュン著"心霊的自己防衛"参照。)noteも霊的世界です。 {エーテル体の投射}

"私自身、偶然に狼人間を作ってしまうという非常に厄介な経験をした事がある。…訓練不足で浄化されていない人間が隠秘学の力を扱うとどうなるかを示している…。私は多大の犠牲を払って私心なく助けた当の本人からひどく傷つけられた事があり、是非とも仕返しをしてやりたいと思うようになった。ある日の午後、ベッドに横になって私は憤りを感じていたがそのままうとうとし始めた。その時、自制心を振り払って怒り狂いたいという思いが浮かんだ。古代北欧の神話を思い出し北国の恐怖の狼フェンリスのことを考えた。すぐに、私はみぞおちから何かが引き出されるような奇妙な感覚をおぼえた。するとベッドの上の私の横に大きな狼が出現したのである。それはしっかりと形体化したエクトプラズムであった。…私はそれが大きな犬のように隣に横になって、背中を押し付けてくるのをはっきりと感じた。当時、私は精霊を作り出す術を全く知らなかったが、偶然に正しい方法を発見したのであった。…感情を高ぶらせて考えこむ事、適当な自然の力を呼び起こす事、そしてエーテル体が容易に出現する夢現の状態にある事である。                   私は思わぬ結果に恐れをなし、自分が窮地に立っており、すべては自分が正気を保てるかどうかにかかっている事を悟った。パニックに陥らない限り、自分が出現させた存在は意志の力で制御できるのだという事ぐらいは私の隠秘学の実践経験からわかっていた。…生き物は存在している時間が長引くほど強くなり、消すのが困難になるからである。…私は相手の毛深いエクトプラズムの横腹を肘でついて、大声で言った。「行儀よくできないなら床に降りなさい。」そしてそれをベッドから押し出した。…それは床に降りると、狼から犬に変わった。すると部屋の北の住みがぼやけてきて、生き物はその切れ目を通って出ていった。…家の一人が言うには、彼女は狼の夢に悩まされ、目を覚ますと、部屋の一角の暗闇に獣の目が2つ光っているのが見えたという事だった。"(✷‿✷)先日、量子精神学の曙光2.に書きました非常に似た体験があり、類似記憶などによる曖昧なものでなかったので、今、ダイアンの心霊的自己防衛を読んでいる事自体が、ラッキーなことだと、認識する事にしました。この狼出現現象の話は十数年前から知っていましたが、先日の私の体験は深層意識による再現でなく、外なる超自然からの関与と感じています。ダイアンの狼は彼女のエクトプラズムでしたが、私が遭遇したのは、他者の…と思われました。

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