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シャーマンとエンジン6. “産官学・市民・地域連携コンソーシアム”

冒険行であれ探索探求であれ、企画であれ創作であれ、ミッションであれ、自ら生み出すことは自己内部からの湧き水や伏流の影響を受けざるをえない。そこには自らの運勢、生来の運命傾向、星座からのエネルギーなどのアプリオリな地形がある。ましてや人間社会そのものが休暇となり、人々の無意識が海のような混沌となる時期にはいかなる外面的な活動も霧の中となる。そんな時期であれ、私の精神的アドレナリンは分泌され、次なる探検計画を形作る。
まずは農水省災害食勉強会における、すでに六次産業化助成金案件の全県受託の6年目に入ったPグループN社との連携の可否だ。今や農水省だけでなく防衛省や他の官庁、T自動車などの日本基幹産業とも深く連結された彼らと連携しなければ、新しい産業デザインや地方デザインは不可能となっている。勉強会メンバーにはことさらPグループに対するアレルギーを持つ人はいないが、あからさまにその連携をアピールすることは、今マスコミを賑わすT教会と関係していると同じようなネガティブなイメージを社会的に固定化されてしまう。
農水省官僚OBの運営する団体の岡山県支部、岡山県内農水省OBサロン結成の動きを県内のT教会最精鋭の県会議員に潰されたいきさつは“荒地のエンジン”に書いたが、その時のチームだった農水省OB団体事務局長は今は郷里の愛媛県に帰郷され団体顧問となられているが、PグループN社のことは農水省においては暗黙の了解をもって周知されており、彼らと組むことで、助成金獲得や事業化は確かに可能となるが、当然激しいナカヌキがあるために、勉強会チームには必要経費や順当な利益は見込めないだろうとのこと。かのウルグアイラウンド時期の構造改善局でならした方にしてこのコメント。ことほどさように日本の行政官庁にはインビジブルな構造が寄生しており、誠にまともな地方創生や産業デザインなど、夢のまた夢である時代であることなど、ここまで踏破してこなければ体感できないのだ。最後に団体顧問は、もしも独自で取り組みたいならば、時間をかけて確実な産官学民地域連携コンソーシアムを形成して正面突破するしかないと話された。一応、農水省勉強会担当者にも確認したが、N社との連携は有効とのことだった。今や災害食勉強会チームメンバーには理事長のNPOから派生的に参画している企業だけでなく、私がこの四半世紀つちかった世界的オーガニック農業会社やT調理師専門学校幹部、全国マンション組合団体、スーパーマーケット協会、森ビルグループ会社、区役所防災課などが参加・情報共有している。災害食勉強会とは別の農水省部署でのノアの箱船勉強会が来週に迫っている。閉鎖空間である船内での農業畜産養殖・食品加工・備蓄は、そのまますっぽり都市農業(マンションや高層ビル、住宅内農業)の基幹システムとなるからだ。食べられながら進むか、鬼っ子のまま勉強会を深化させるか。こういう時には、シフトチェンジ&ブレイクスルーだった。転じて福となす。そしてこのnote空間での、心あるフォロワーの方々からの意識量子波にこの状況、事実をさらし、打ち込むことで、バタフライ効果が必ず起きて、事態は変容してゆくことだろう。利権屋政治家層でもなく、外資御用達の経済界でもなく、外国勢力手先でもなく、ごく普通の市民、国民による、官僚への直接アプローチ勉強会がきっと新しい民主主義の潮流となる日が来る。仮に100の市民勉強会グループが一つの省庁に連携して数年で部署移動してゆく官僚の方々を活性化しフォロー継続することが“物言う国民”と“誠実かつクリエイティブな官僚”を可能とする国民・官僚直結政体へと結実してゆけば、たちまちアメリカやヨーロッパでグローバリズムに苦しめられる人々にも伝播してゆくのだが、おいしっかりしろよ60代知識人層!!(私のまわりには80代後半の知的冒険者が数人おられるがもう仙人並みの存在だ。)


■画像はヤフー、水晶画像より。

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